フィンランドのNokiaが11月29日から2日間、オランダ・アムステルダムで開催したパートナー向けイベント「Nokia World」では、端末をおいたデモ会場が併設されていた。ここでの主役はマルチメディア端末のNseries。NokiaはNseriesを“単なる携帯電話”ではなく、“マルチメディアコンピュータ”と位置づけ、さまざまな利用例を披露した。
Nseriesの最新機種である「Nokia N95」。最大の特徴は、GPS機能を内蔵した点だろう。同社が買収した独gate5の技術をベースとしたもので、利用できる地図は世界150カ国以上。駅やレストランなどのPOI(Point of Interest)は1500万以上あるという。
名称や住所から地図を表示できるのはもちろん、自分のいる場所を表示し、付近のレストランなどを調べることもできる。また、地図画像をイメージとして保存し、MMSや電子メールで友人に送ったり、Bluetoothや赤外線通信で友人とシェアすることも可能だ。ルートプランナーでは、現在地と目的地を入力することで、目的地までの行き方を表示してくれる。
地図はマップサーバにあり、必要な地域の地図を端末にダウンロードする。例えば、ルートプランナーで目的地の地図がローカルにない場合は、ダウンロードするかどうかを聞いてくる。
N95には外部メモリスロットがあり、地図情報を格納するメモリの割合を設定できる。ここまでの利用は無料で、ほかに有料の「エキストラサービス」がある。現時点では、サードパーティが提供するシティガイドと音声によるナビゲーションを提供しており、今後も増やしてく予定だ。
表示はフラットビュー、2.5ビューのほか、夜行モードでの表示も行える。サテライトビューは提供していないものの、将来的には実現する見通しだ。
「Nokia N93」を使ったポッドキャスティングのデモも行われた。Nokiaは携帯電話にポッドキャストをダウンロードするソフト「Nokia Podcasting Application」のβ版をリリースしており(6月21日の記事参照)、S60 3rd Edition対応端末で利用できる。ダウンロードは無料だ。
Nokia Podcasting Applicationでは、サービスの検索・登録が行え、複数のポッドキャストを同時にダウンロードできる。視聴も可能で、視聴したところから差分のみのダウンロードも可能だ。ダウンロードしたサービスは、MMSやBluetooth、赤外線通信で友人とシェアできる。デフォルトのサービスを集めたディレクトリも用意している。
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