宮崎県で「フェリカポケット」を利用した地域経済振興プロジェクトを実施──KDDIなど

» 2007年01月29日 22時02分 公開
[ITmedia]

 KDDI、ソニー、ぐるなび、大日本印刷、三和ニューテックの5社は、宮崎県で「フェリカポケット」を利用した観光活性化/地域経済振興モデルを実証するためのプロジェクトを実施する。

 フェリカポケットは、非接触ICカード技術FeliCaをベースとした汎用ソリューションパッケージ。カードやおサイフケータイにフェリカポケットが搭載されていれば、ユーザーは専用読取端末にかざすだけで、すぐにサービスを開始することができる。

 5社はみやざきCHORUCA実行委員会を組織し、宮崎県、みやざき観光コンベンション協会の協力のもと、宮崎地域で2月1日から3月末までの2カ月間、フェリカカードやおサイフケータイを使う「スポーツラリー」「観光ラリー」「グルメラリー」という3種類のスタンプラリーを実施する。

 スタンプラリー用の端末は約70カ所に設置。今回スタンプラリー用に発行するフェリカポケット搭載の「CHORUCAカード」、またはおサイフケータイ保有者は、貯めたスタンプに応じて、宮崎特産品や記念品などと交換することができる。主な参加対象者は宮崎地域での宿泊滞在者となる。

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