結果発表:あなたのケータイ、カスタマイズしてますか?+D Voice(1/2 ページ)

» 2007年02月05日 12時00分 公開
[園部修,ITmedia]

 街を歩いていると、さまざまなケータイを持った人とすれ違う。多くは端末にストラップを付けている程度だが、ストラップもたくさん付けている人もいれば何も付けていない人もいるし、シールを張っている人、ものすごいデコレーションを施している人など、さまざまなだ。

 ITmediaの読者は、ケータイのカスタマイズをどう考えているのだろうか。1月下旬に実施した誌上アンケートの結果が出たのでまとめてみた。

  • 調査期間:2007年1月19日〜26日
  • 調査形式:Webアンケート
  • 回答総数:586件
  • 男女比:男性:77.8%、女性:21.3%

回答したユーザーの属性は、NTTドコモユーザーが38.2%にとどまる一方、au(KDDI)ユーザーが37.5%、ソフトバンクユーザーも20.6%と市場シェアよりも多かった。また、ウィルコムユーザーは3.1%だった。回答者全体の平均年齢は29.1歳とほぼいつもの調査と変わらないが、普段は1割に満たないことも多い女性比率が2割を超えている。


 まずはカスタマイズについての“こだわり”を見てみよう。「ケータイのカスタマイズ」について質問したアンケートだったため、そもそもカスタマイズに興味のない読者はアンケートに回答していない可能性が高いが、カスタマイズにこだわりのあるユーザーが全体の約44.8%いるだけでなく、こだわりがないユーザーも18.8%いた。

Photo カスタマイズへのこだわり

 「周りの人よりもこだわっている」「周りの人よりもややこだわっている」と答えたユーザーに、利用している端末のメーカーを聞いたところ、端末メーカーのシェアにほぼ連動しつつも、少々異なる傾向も見られた。NTTドコモは、シャープ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、NECの順にこだわるユーザーの比率が高い。auではソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、東芝、カシオ計算機の順、ソフトバンクモバイルはノキアが圧倒的で、シャープ、東芝の順だった。

Photo カスタマイズへのこだわり(キャリア/メーカー別)

 逆に「周りの人よりもこだわっていない」「周りの人よりもややこだわっていない」と答えたユーザーにその理由を尋ねてみたところ、最も多かった回答は「標準状態で満足しているから」というもの。最近はプリインストールされているコンテンツにも個性的なものが多く、別途何かを入手しなくても十分楽しめる端末が多くなってきていることがうかがえる。

 次いで多かったのが「お金がかかるから」「設定するのが面倒くさいから」。無料で入手できるコンテンツはまだ少なく、ドコモの「きせかえツール」やauの「EZケータイアレンジ」、ソフトバンクモバイルの「カスタムスクリーン」のような一括カスタマイズ機能はまだまだ普及の途上にあり、利用できるユーザーは限られているのだろう。

Photo カスタマイズにこだわらない理由

具体的にどんなカスタマイズをしているのか?

 次に、カスタマイズをしているユーザーに、どんな部分をカスタマイズしているか聞いてみた。

 一番多いのは、やはり手軽な「待受画面や着信音の変更」だ。96.6%のユーザーが実施しており、環境が整っていて手軽に利用できるからだろう。次に多いのはストラップ。デザインや大きさなど、実にさまざまな種類のストラップがあり、ありとあらゆるものがケータイストラップとして販売されているため、周りの人と同じケータイを使っていても差別化しやすい。また、予想以上に多かったのが液晶保護シートを装着しているユーザー。シールや「カスタムジャケット」「Style-Upパネル」などを変えているユーザーは、あまり多くないようだ。

Photo カスタマイズ状況

 待受画面や着信音の変更の内容を細かく見ていくと、「待受画面」「メール着信音」「電話着信音」は圧倒的多数が変更している一方、積極的にケータイをカスタマイズしているユーザーが回答者の中心であるにもかかわらず、そのほかの画面や音を変えているユーザーは半数を下回った。

Photo 画面や着信音のカスタマイズ状況

 ちなみに一括カスタマイズサービスを利用しているユーザーは22.9%。ソフトバンクモバイルのカスタムスクリーン以外のサービスは比較的始まったばかりだが、カスタマイズを積極的に行っているユーザーが多いせいか、案外利用者は多いという印象だ。しかも、一括カスタマイズをした後、多くのユーザーは細かな部分をさらに自分好みに変更している。

Photo 一括カスタマイズサービスの利用
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