スマートフォンのバッテリー消費が激しいので、調べてみたら、「スシロー」のアプリが原因だった……。最近、ネットでこのような声を度々見かける。SNSでの投稿を見ると、スシローアプリが常時バックグラウンドで起動しており、バッテリーを消費しているというものだ。
これは、スシローアプリがバックグラウンドで常時、位置情報を取得していることが原因のようだ。スシローアプリでは、近くの店舗を探したり待ち状況を表示したりできる。その際にスマートフォンの位置情報を取得しているわけだが、なぜか、アプリを起動していないときでもバックグラウンドで位置情報を取得し続けているようだ。
筆者もスシローアプリをiPhoneにインストールしており、来店するときだけ起動しているが、起動していない期間も、少ないながらもバッテリーを消費していた。12月15日から22日の使用状況を見たところ、15日と17日に7%消費しており、バックグラウンドで22時間以上起動していた。ちなみにその期間はスシローアプリは一度も起動していない。
アプリごとのバッテリーの使用状況は、iPhoneの場合、「設定」→「バッテリー」から確認できる。ここで表示されるアプリをタップすると、アプリごとの、直近1週間のバッテリー消費量が表示される。
起動していないにもかかわらず、位置情報を取得し続けているのは何とも非効率だが、バックグラウンドでの動作を抑える方法はある。それは、位置情報の設定を変更することだ。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「スシロー」を選び、「位置情報の利用を許可」を「常に」から「このアプリの使用中」に変更すればよい。なお、同じ飲食系のアプリでは「すかいらーく」も位置情報の利用を「常に」としているが、アプリを起動しなければ位置情報は取得していない。
なぜスシローアプリは、ここまで頻繁にバックグラウンドで位置情報を取得しているのか。スシローを運営しているFOOD & LIFE COMPANIESに確認したところ、「スシローアプリについてはお客さまの声を参考にしながら、より便利にお使いいただけるアプリを目指して継続的に改善を行っていきます」とのことで、直接的な回答は得られなかった。設定については「もしバッテリーを気にされるのであれば『アプリ使用中のみ』に変更しご利用ください」とのことだった。
今回はスシローアプリを例に挙げたが、もし「何だかスマホのバッテリーがやたらと減る」という場合、特定のアプリが原因になっていないか、調べてみるといいだろう。
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