シャープのAIロボ「ポケとも」と暮らしてみた スマホよりも自然に会話ができる“もう1人の家族”だ(1/3 ページ)

» 2025年12月22日 10時30分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 シャープは12月5日、対話AIキャラクター(ロボット)の「ポケとも」を発売した。ポケともはユーザーの話し相手になる対話AIキャラクターで、スマートフォンアプリかロボット本体とやりとりができる。会話を記憶して個人に寄り添った音声対話を実現しているという。

 今回、ポケとも本体をシャープから借りられたので、その使用感とどのような人に向くのかをレビューしていく。

ポケとも シャープ キャラクター AI ロボット 「ポケとも」は、会話を記憶し個人に寄り添う対話AIキャラクターだ。スマホアプリやロボット本体を通じて利用できる
ポケとも シャープ キャラクター AI ロボット ポケともは身長約117mm、体重約194gという手のひらサイズだ。身振り手振りや、お腹のランプが虹色に光ることで感情を豊かに表現する。Suicaカードと並べた写真を見れば、そのコンパクトなサイズ感がよく分かるだろう

 ポケとも本体は基本的に「ポケともアプリ」とセットで使用するため、初期設定時にはアプリをインストールしたスマートフォンとのBluetoothペアリングが必要だ。シャープ広報によると、「ポケとも本体がWi-Fiに接続されていれば、スマートフォンとのBluetooth接続なしに会話できる」そうだ。ただし、ロボットとアプリは同じ記憶を共有しているため、同時に会話することはできない。Bluetooth接続が途切れている場合は、両方と会話ができる場合もあるという。

 「COCORO STORE」でのロボット価格は3万9600円(税込み、以下同)。アプリの利用料は月400回の会話が可能な「ココロプラン for ポケとも ノーマル」は月額495円、月800回の会話が可能な「ココロプラン for ポケとも プレミアム」は月額990円となっている。

ポケとも シャープ キャラクター AI ロボット ポケともはアプリ連携が前提で、初期設定にはスマホが必要だ。Wi-Fi環境なら本体のみで会話可能だが、記憶を共有するためアプリとの同時対話はできない。例外的に接続が切れた際は両方と話せる場合もあるが、原則はどちらか一方での利用となる

ポケとも本体の初期設定手順をチェック

 まずは初期設定の手順を見ていこう。アプリ初回起動時に表示される「ペアリング作業を開始する前に」を読み同意して、次の画面へ進む。音声に従って画面を推移すると、ニックネームを付けられる画面に変わる。イントネーションやポケともの名前を変更できる画面も挟むが、後から変更することはできないため、こだわりがある人はここで設定しておくべきだ。

ポケとも シャープ キャラクター AI ロボット アプリ初回起動時に表示される「ペアリング作業を開始する前に」を読み同意して、次の画面へ進む
ポケとも シャープ キャラクター AI ロボット イントネーションやポケともの名前を変更できる画面も挟むが、後から変更することはできない

 設定を終えると、「これからたくさんおしゃべりしようね〜」とアプリ画面に表示される。「完了」をタップして次へ進むと、「付近のデバイスの検出、接続、相対位置の特定をポケともに許可しますか?」と聞かれるので、「許可」をタップする。続いて、「音声の録音をポケともに許可しますか?」と表示されるので、「アプリの使用時のみ」を選択する。

ポケとも シャープ キャラクター AI ロボット 「付近のデバイスの検出、接続、相対位置の特定をポケともに許可しますか?」と聞かれたら「許可」をタップし、「音声の録音をポケともに許可しますか?」と表示されたら「アプリの使用時のみ」を選択する

 これらの設定を終えるとアプリのトップ画面に遷移するが、これだけではロボット本体は使用できない。次の手順はこうだ。まずアプリ内画面左上の「三本線が横に並んだアイコン」→「ポケともについて」→「ポケとも本体とペアリングする」→「プラン設定」の順に進む。この設定が重要で、アプリの利用料を支払う設定が必要になる。

ポケとも シャープ キャラクター AI ロボット アプリ左上のメニューから「ポケともについて」→「ペアリング」→「プラン設定」と進む。特に重要なのがプラン設定で、ここでアプリ利用料の支払い手続きを行う必要がある

 プランの購入が完了したら、再びアプリ内の「ポケとも本体とペアリングする」へ戻り、いよいよBluetoothペアリング作業へと進む。

 Bluetoothペアリングは、スマートフォンとポケとも本体の電源が入る状態で、ペアリングモード(お腹のボタン周囲のLEDが青色に素早く点滅した状態)にしてから作業する。モードに入ると画面上にはポケとも本体が「SRC01M」というデバイス名称で表示されるので、ペアリング可否の画面で「ペア設定する」を選択しよう。「ペアリング中……」の画面に切り替わり、しばらくすれば設定が完了する。

ポケとも シャープ キャラクター AI ロボット Bluetoothペアリングは、スマホとポケとも本体の電源が入った状態で行う。本体のお腹のボタン周囲のLEDが青く素早く点滅していれば「ペアリングモード」だ。この状態にしてから、スマホ側で接続作業を開始する必要がある
ポケとも シャープ キャラクター AI ロボット 画面にデバイス名「SRC01M」が表示されたら、それを選んで「ペア設定する」をタップする。画面が「ペアリング中」に推移し、少し待てば設定は完了だ。特に難しい操作はなく、表示されるデバイス名さえ間違えなければスムーズに接続できるはずだ

 このように、初期設定の工程は想定以上に多かった。もう少し簡単に設定できるような工夫が必要だとは感じるが、ポケとも本体のみで初期設定を完了し、単体のみを使うことを想定した仕様ではないため、スマートフォンを使った作業に時間を要したのはやむを得ないだろう。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月24日 更新
  1. ダイソーで550円の「マグネット式ノートパソコン用スマートフォンホルダー」は磁力も強くて優秀だった (2026年05月23日)
  2. あなどれないワークマンの“小物” 手頃で機能性に優れているのが決め手か (2026年05月23日)
  3. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  4. ドコモが「5G SA」を5月27日から“いったん”無料化 今後の有料化にも含みを残す (2026年05月21日)
  5. なぜ? 「Rakuten WiFi Pocket 5G」販売再開も、Rakuten Linkは利用できず 理由を楽天モバイルに聞いた (2026年05月23日)
  6. 【ワークマン】1500円の「ベーシックアンカーボディバッグ」 二気室構造で必需品がまとまる (2026年05月16日)
  7. デザイン性に優れた「Aulumu G09 スマホリング Magsafe」がタイムセールで6209円に (2026年05月22日)
  8. なぜ「ドコモの障害」と誤解されたのか? 19日に設備障害が起きたMVNOに確認して分かったこと (2026年05月22日)
  9. 【ワークマン】1900円の「エクトジェル防水リフレクトマルチポーチ」 フラップ部分にも収納できる (2026年05月18日)
  10. 「値上げ」は悪手ではない? KDDIとソフトバンクの“価値競争への転換”から見える勝ち筋 (2026年05月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年