Sony Ericssonは3月26日、CTIA Wirelessでウォークマン携帯の新モデルと、同社初のHSDPA携帯を発表した。
新ウォークマン携帯「W580」は厚さ14ミリのスライドモデル。「スタイルホワイト」「アーバングレイ」の2つのカラーバリエーションが提供される。音楽機能のほかに2メガピクセルカメラや、ユーザーが走った速度や距離を記録するスポーツアプリケーションを備える。
通信方式はクアッドバンドEDGE(850/900/1800/1900)で、2007年第3四半期に一部地域で発売される予定。
またSony Ericssonは北米市場向けに投入する同社初のHSDPA端末「Z750」も発表。同モデルは折りたたみタイプで、「ファントムグレイ」「ローズピンク」の2つのカラーバリエーションが提供され、「マジックミラー」ディスプレイを備える。
また同製品は、Sony Ericssonの次世代Javaプラットフォーム「Java Platform 8(JP-8)」を採用し、Mobile Services Architecture(MSA)をサポートする初の携帯電話。MSAは開発者が予測できる環境を作ることで業界の分断を抑え、新しいアプリケーションやゲームを開発する際の移植の問題を減らすことを目的とした標準。
Z750は2メガピクセルカメラ、メディア再生機能のほか、プッシュ型メールやRSSリーダー付きフルブラウザ、ブログ機能などを備える。第3四半期に北米市場で提供開始され、年内にほかの地域向けにも提供される予定。
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