サイボウズ・メディア、「携帯電話の利用実態とニーズ分析2006」を発売

» 2007年03月30日 17時02分 公開
[ITmedia]

 サイボウズ・メディアアンドテクノロジーは、富士通総研が発行した調査資料「携帯電話の利用実態とニーズ分析2006 〜先送りされたシェア変動と携帯電話コモディティ化の影響〜」の販売を開始した。

 

 NTTドコモ、au、ボーダフォン、ツーカーの携帯電話を所有している15歳から59歳までのPCユーザーを対象としたWebアンケートで、有効回答数は1600件。調査期間は2006年9月1日から同4日まで。

 同調査によると、現在使用している携帯電話の購入時期は「3カ月以内」「〜半年以内」、「〜1年以内」が合わせて46.9%となり、「〜2年以内」までを合わせると77.7%に達した。2005年2月に行った前回調査の83.1%という結果と比べると、2年以上同じ携帯電話を使用している率は、前回の15.0%から20.5%に増えていることが分かる。

 買い換えた理由は、「バッテリーの持ちが悪くなった」が最多で、前回の20.0%から28.9%に増加。「機能・性能が見劣り」「使いたい機能・サービス」「魅力的なデザイン」といった端末寿命以外の理由を選ぶ率は減少しているという。

 また、番号ポータビリティ制度については、前回の調査よりも大幅に認知がアップ。20代以上の男女ではほぼ8割以上が「名前も内容も知っている」と回答した。携帯電話の買い換え意向がある回答者は64.6%で、1年以内の買い換えを予定している人が、59.5%に達しており、中でも、予定時期が「3カ月以内」のグループでは、auの次回希望率が高いことが分かったという。

 同調査資料には、携帯電話/PHSの普及動向や各キャリアの契約動向、端末の発売動向、キャリアのARPU動向のほか、現在使用している携帯電話の台数や形状、購入状況、購入時に重視した条件、購入時に魅力を感じた機能・特徴、携帯電話メーカーのリピート状況、携帯電話の満足度とメーカーに対するロイヤルティ、キャリアの割引サービス利用状況、有料・無料コンテンツの利用状況、キャリアに対する満足度とロイヤルティ、各種機能の利用状況などが303ページに渡ってまとめられている。

 「携帯電話の利用実態とニーズ分析2006」の価格は3万9900円で、別途送料500円が必要。

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