伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)とKDDIは4月19日、無線LAN機能搭載のビジネスケータイ「E02SA」を使ったIP電話ソリューションについて、両者が協業することに合意したと発表した。
CTCは2006年7月より、Cisco Systemsの呼制御ソフトウェア「Cisco Unified Communications Manager」、ネクストジェンSIP-Proxyサーバ「NX-E1000」、Aruba Networksのモビリティ・コントローラやアクセスポイントを組み合わせた「ワイヤレスIP電話ソリューション」を販売。今回KDDIと協業することで、ワイヤレスIP電話ソリューションのラインアップにE02SAを加え、携帯電話回線および固定電話回線を組み合わせた総合的なエンタープライズIP電話ソリューションとしてサービスを強化する。
すでにCTCでは一部オフィスに、250台のE02SAと本ソリューションを組み合わせたシステムを導入しており、従来の設備投資に対して約20%のコストダウンを実現しているという。
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