ネプロジャパンとネプロアイティは4月27日、「携帯と親子関係」に関する調査結果を発表した。同調査は4月5日から同6日まで、携帯電話コアユーザーを対象に3キャリア向けサイト「ザ★懸賞」で実施されたもので、有効回答数は3866人。
同調査によれば、親子で携帯電話のメールのやり取りをしているユーザーは約半数。36%が「たまにする」、15%が「よくする」と回答している。そのほか「しない/親子で携帯は持っている」という回答は21%、「しない/親子の片方が携帯を持っていない」が23%、「親または子供がいない」が5%だった。
親子間でやり取りする際のメールの内容は、「外出・帰宅時間等の予定」が26%で最多。以下、19%の「買い物等のお願い」、18%の「雑談」、17%の「日常会話の代わり」、16%の「食事の有無・注文」、12%の「現在位置について」と続いた。「進路・就職等社会問題についての相談」という回答が2%、「恋愛・交友関係等の相談」は1%となっており、親子間で気軽な内容のやりとりはするが、相談事ではメールを利用していない状況がうかがえる。
実際、同調査で親子で重要な話をする時どうしているかを聞いたところ、65%が「直接対面で話す」と回答した。そのほか「携帯電話の通話で」が15%、「固定電話の通話で」「携帯電話のメールで」が共に5%という結果になった。
携帯電話の普及により、親子間でのコミュニケーションが増えたと思うか、という質問には、「どちらともいえない」という回答が68%で最も多かった。増えたと感じているユーザーは、「少し増えた」の15%、「増えた」の11%をあわせ26%。他方で、減ったと感じているユーザーの割合は5%となった。
親子で勝手に携帯電話を見たことがあるかどうかについては、「ない/親子で携帯は持っている」というケースが50%。「電話帳だけ」「メールだけ」がそれぞれ2%、「発着信履歴だけ」「電話帳&メールだけ」「電話帳&発着信履歴だけ」「メール&発着信履歴だけ」がそれぞれ1%だった。
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