W52Tとほぼ同じ? いや、微妙に違う写りの差──「911T」:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/4 ページ)

» 2007年05月14日 16時02分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 同じ東芝製で、ワイドVGA(800×480ピクセル)表示対応の3インチディスプレイにワンセグ、FeliCa(S!FeliCa)、スライドボディ。そしてカメラは320万画素AF付きとくれば、今回試すソフトバンクモバイルの「911T」とauの「W52T」(カメラレビュー参照)は兄弟機と考えるのが普通だ。

 ボディは911Tの方がかなり薄い(厚さ17.9ミリ)のだが、それでもカメラ性能は同じなのだろうと思っていた。しかし、撮ってみると微妙に写りが違うのだった。

photophoto ソフトバンクモバイルの東芝製端末「911T」(レッド)。AF付き320万画素カメラとワイドVGA表示対応の3インチワイドディスプレイを搭載。ディスプレイは非常に高精細できれい

条件がよければかなりきれいに写る

 カメラのスペック仕様は基本的にはW52Tと同じ。冒頭で書いたように、スライドボディに3インチのワイドVGAディスプレイ。カメラは320万画素のCMOSセンサーでAF付きとなる。

 そのため、写りも同じようなものかと考えてしまう。しかし、傾向はほぼ同じなのだが微妙に違う。その辺がまず面白い。加えて、撮影機能も操作系もやや違うのだ。

 では、早速作例を見ていこう。

photophoto 黄色い象のすべり台 左:911T、右:W52T
photophoto あずまや 左:911T、右:W52T

 W52Tの作例は3月に掲載したレビューで使ったもの。両者では撮影した季節(といっても1カ月くらい)の違いや天候・時刻の違いがあるので一概には比べられない点には注意したい。なお、環境が違ってもある程度は安定した写真を残してくれる普通のデジカメとは違い、ケータイのカメラはまだまだちょっとした環境の違いで写りが大きく変わってしまう傾向がある。

 というわけで、今回は天気がよかったせいもあるのだが……911Tの方がよく写っていませんか?

 もう1つ、極端に差が出た例がこちら。

photophoto 煙突と青空 左:911T、右:W52T

 確かに撮影条件は違うが、これほど青空の写りが違うとは思わなかった。これにはちょっとびっくりだ。微妙な環境の差が写りに大きな違いを生むのかな。総合的に見比べると、この2枚ほどの写りの差はないのだけど。

photophoto のら猫と落ち葉 左:911T、右:W52T

 これは時刻や日の当たり方が違うため、ホワイトバランスがちょっと違うくらい。傾向としては似た写りとなっている。

 照明条件をそろえやすい室内で撮っても、やはり似た傾向を示す。

photophoto 室内蛍光灯下で撮影 左:911T、右:W52T
photophoto 室内白熱灯下で撮影 左:911T、右:W52T

 白熱灯下で撮影すると赤色が飽和し、色がずれてしまういう点は同じ。ちなみに“手ブレ軽減”機能をオンにすると少し感度が上がり、その分ノイズが増える。

photo 手ブレ軽減を有効(911T)
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月27日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  3. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  4. 「iPhone Duo」画面不具合の報告がSNSで話題 店頭デモ機の過酷な使用環境が起因か (2026年10月26日)
  5. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  6. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
  7. 20〜30代限定の「ダイナースクラブ ゴールド」登場 スタバやスマホで10倍還元、「食べログプレミアム」が実質無料 (2026年10月26日)
  8. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  9. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  10. iFixitが「iPhone Duo」を分解 折りたたみスマホで最も修理しやすいが内側画面の修理に課題 (2026年10月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー