「Pixel 8a」発売直前クイックレビュー 7万2600円の価値は十分にある!(1/3 ページ)

» 2024年05月13日 23時00分 公開
[井上翔ITmedia]
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 既報の通り、Googleは5月14日にAndroidスマートフォン「Pixel 8a」を発売する。日本向けにはおサイフケータイ(モバイルFeliCa)対応の専用モデルが投入され、ストレージの容量は128GBのみとなる。直販サイト「Google Store」における販売価格は7万2600円で、NTTドコモ、au(KDDI/沖縄セルラー電話)、ソフトバンクを通した販売も行われる。

 この記事では、同社から提供を受けたObsidian(オブシディアン)のレビューキットを用いつつ、本機の特徴をチェックしていく。購入を検討している人の参考になれば幸いだ。

Pixel 8a ITmedia Mobile編集部宛に届いたレビューキットはObsidianカラーで、純正ケース(Google Store価格:4900円)が付属していた

パッケージと付属品はシンプル ACアダプターはオプション

 パッケージと付属品の構成は、先代の「Pixel 7a」から変わっていない。付属品は以下の通りとなる。

  • 印刷物×2(サポート情報、保証規定)
  • 1m USB-C-USB-Cケーブル(USB 2.0)
  • クイックスイッチ(USB Type-C to Standard A)アダプター
  • SIMツール(トレイ取り出しピン)

 先述の通り、日本向けのPixel 8aはおサイフケータイに対応しているが、かざす場所の目安となる「モバイル非接触IC通信マーク」は付いていない。サポート情報にかざす位置が書かれているので、おサイフケータイを含むNFC機能を利用する場合は、必ずかざす位置をチェックしておこう。

 付属のUSB-C-USB-Cケーブルは、データの移行や充電に利用できる。ACアダプターは付属しないので、必要に応じて購入する必要がある。本機では最大18W(9V/2A)の急速充電に対応しており、USB PD(Power Delivery)規格に準拠し、かつ9V/2Aの出力に対応するACアダプター(またはモバイルバッテリー)を用意すれば充電スピードを向上できる。

指でひっかける 最近のPixelスマートフォン同様に、パッケージを開けると本体が背を向けた状態で入っている。背面側に出ている画面保護シートの一部に指を掛けると、無理なく本体を取り出せる
パッケージ 本体と付属品ポケットの間には特に仕切りはなく、本体を持ち上げるとすぐに付属品へとアクセスできる。ここ最近のPixelスマートフォン同様に、印刷物とSIMツールは「G」ロゴの小箱に封入/添付されている
サポート情報 サポート情報の冊子には、本体のおサイフケータイ/NFCセンサーの位置情報も記載されている

 公式仕様によると、本機のUSB Type-C端子は「USB 3.2」に準拠しているという。世代記載がないので筆者が調べてみたところ、USB 3.2 Gen 1(USB 3.0)相当(最大5Gbps)でデータの伝送が可能なようだ。iPhoneを含む古いスマートフォンからのデータ伝送に使えるクイックスイッチ(USB Standard-Aアダプター)はUSB 2.0(最大480Mbps)に準拠している。

 USB 3.2 Gen 1以上の規格に対応する機器と本機をつなぐ場合は、対応するUSBケーブルやアダプターを別途用意するとデータ転送速度を向上できる。

USB 3.2 公式仕様ではUSB Type-C端子の規格が「USB 3.2」としか書かれていないが、Windows PC用のUSB接続解析アプリによるとUSB 3.0(USB 3.2 Gen 1)
USBケーブル Pixel 8aのUSB Type-C端子はUSB 3.2 Gen 1規格に準拠している。より高速なUSB Type-Cケーブルを用意すれば、PCと接続した際のデータ転送速度を向上できる

リフレッシュレートが向上したディスプレイ 四隅のカーブは強め?

 本機のディスプレイは6.1型有機ELで、パネル解像度は1080×2400ピクセル(アスペクト比20:9)となる。リフレッシュレートは最大120Hzで、輝度は最大2000ニトと廉価モデルながらもスペックは高めだ。

 ディスプレイパネルのサイズや解像度は先代の「Pixel 7a」と変わらない。ただし、Pixel 7aと比べると四隅のカーブ(丸み)が強めなので、気になる人は気になるかもしれない。

丸み Pixel 7aと比べると、ディスプレイ四隅のカーブは強めとなっている

 ディスプレイのリフレッシュレートだが出荷時は60Hz駆動となる。端末設定で「スムーズ ディスプレイ」をオンにすると、表示しているアプリ(コンテンツ)に応じて60〜120Hzの範囲で動的に変化するようになる。ただし、設定の注意書きにもある通り、本機能を有効化するとバッテリーの消費が激しくなるので、必要に応じてオン/オフを切り替えて使うといいだろう。

スムーズ ディスプレイ Pixel 7aと比べると、ディスプレイパネルの最大リフレッシュレートは90Hzから120Hzへと引き上げられた。ただし、標準では最大60Hz表示となるので、120Hzをするには別途設定が必要となる
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