写真で解説する「X01T」

» 2007年05月24日 12時00分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 東芝製のスマートフォン「X01T」は、OSに「Windows Mobile 6.0 Professioal Edition」を採用した端末としては国内で最初に登場する予定の端末だ。端末自体は2月にスペインで開催された「3GSM World Congress 2007」で公開され、その場でソフトバンクモバイルからの発売もアナウンスされていたが、今回晴れて正式発表となった。手のひらサイズのボディにワイドVGA(480×800ピクセル)液晶とスライド式のQWERTYキーボードを備えるのが大きな特徴になる。

PhotoPhoto 「X01T」のカラーはブラックとホワイトの2色展開。ホワイトは側面とボタン類がシルバーのツートンカラーになる

 ワイドVGAディスプレイにQWERTYキーボードというスペックだけを聞くと、旧来のポケットPCに近いサイズを思い描くかもしれないが、それよりはずっとコンパクトだ。同じソフトバンクモバイルの“X”シリーズ「X01HT」と比較すると幅が3ミリ広く、高さが6.5ミリ高い程度で、手のひらにすぽっりと収まる。スマートフォンの草分けとして人気の高いウイルコムの「W-ZERO3」「W-ZERO3[es]」よりもずっとコンパクトであり、閉じた状態ならそのまま電話として使っても違和感が少ない点も魅力の1つだ。

PhotoPhoto カメラユニットは背面に装備。一見大きなレンズユニットに見えるが実際には音声端末に搭載されているタイプとほぼ同じサイズ。あくまでデジカメぽさを醸し出すためのデザインだ。底面にスタイラスホルダとminiUSB端子とストラップホールを用意する
PhotoPhoto 左側面にはminiSDメモリーカードスロットと平型イヤフォン端子を装備。右側面にはカメラキー(起動とシャッター兼用)と赤外線ポート、シーソー式の音量ボタンを備える。
Photo 指紋センサーはディスプレイの裏側に配置されており、使用時にはディスプレイ部をスライドさせる必要がある
PhotoPhoto QWERTYキーボードは、引き出すというよりは、ディスプレイ部を押し上げることで操作が可能になる。フレームレスのドームキーを採用するなど、外観にはHTC製のX01HTと共通する点が多いが、ドームキーはX01HTの登場よりずっと前から東芝製端末で採用済み。コンセプトが似ているとデザインもおのずと似てしまうという事だろう
PhotoPhotoPhoto ほかのWindows Mobile搭載スマートフォンと並べてみた。X01HTとはほとんど変わらないサイズであり、厚さはわずかながら薄い。同じ3インチワイドVGAディスプレイを採用する東芝製端末「911T」との比較。当然ながらディスプレイサイズは一緒で、全体の大きさも一回り大きいかな、という程度

 QWERTYキーボードは4段×11列。フレームレスタイプだが、キーサイズが大きめに確保されている上、中央部が盛り上ったドームタイプなので、誤って隣のキーを押してしまうことなさそうだ。ぱっと見の印象はX01HTのQWERTYキーボードとよく似ているが、X01HTは4段×10列で、X01Tは1列多い。そのため[.]キーや[CTRL]キーが独立のキーとして用意されていたり、数字と[*][#]が一般的な携帯電話と同じ配置になっているなど、1列分のメリットは大きいと感じる。

Photo 4段×11列のQWERTYキーボード。PCのキーボードと比較すると記号などの配置が特殊なのは事実だが、電話番号の入力や計算式の入力なども容易に行えるような配慮が感じられる
PhotoPhotoPhoto X01HT、W-ZERO3[es]、W-ZERO3とQWERTYキーボードを比べてみた。X01HTとはキーピッチも一番近く、記号などの割り当てを除くと操作感は似ている。W-ZERO3シリーズとの比較でもキーピッチが極端に変わる訳ではなく、W-ZERO3よりは少し打ちにくさを感じるが、W-ZERO3[es]のような縦方向の窮屈さは感じない。記号の入力に関してはW-ZERO3シリーズの方が違和感はなく楽だ

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