筆者が「楽天モバイル+日本通信+povo2.0」を併用しているワケ あえて複数回線を契約してお得に運用スマホ料金プランの選び方(1/2 ページ)

» 2026年01月03日 12時00分 公開
[シムラボITmedia]
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 現在販売されているスマホの多くは、1台に複数のSIM/eSIMを入れられます。用途に応じてうまく回線を使い分ければ、1回線より複数の回線を入れた方がお得な場合もあります。筆者も楽天モバイル、日本通信、povo2.0の3つを入れています。

 そこで今回は筆者の回線の使い分けと、他のお得なパターンを解説します(料金は全て税込み)。

楽天モバイル、日本通信、povo 筆者はPixel 8で楽天モバイル、日本通信、povo2.0の3回線を併用中。通常は通話もデータ通信も楽天モバイルで、状況に応じてデータ通信の回線を切り替えている

メイン回線は楽天モバイル:通話料無料がお得

 筆者のメイン回線は楽天モバイルです。楽天モバイルをメインにしている最大の理由は、Rakuten Linkで通話料が無料になる点です。

 以前はY!mobileやpovo2.0がメインにしていましたが、基本料金が安くても通話料金(22円/30秒)が積み重なり、思いのほか請求金額がかさんでいました。しかし、Rakuten Linkを使うようになってから通話料金はほぼかからなくなりました。プランを検討する際、通常は基本料金で比較しますが、通話料金も頭に入れておきましょう。

Rakuten Link Rakuten Linkなら一部を除き通話料は無料。アプリは広告などでごちゃごちゃだが、無料ならガマンできる(左がアプリTOP画面、右が通話機能のタブ)

 また、楽天ポイントがたまりやすいのもメリットです。楽天モバイルの契約者は、楽天市場での買い物時のポイント還元率がいつでも5倍(+4倍)になります。筆者はネット通販をよく利用するため、楽天モバイルの料金以上のポイントをほぼ毎月得られています。

楽天モバイル 楽天モバイル契約者は楽天市場でのポイント還元が+4倍になる。筆者はほとんどの月で料金以上のポイント還元を得ており、ほぼ無料で使えている

 さらに、楽天モバイル契約者は追加料金なしでプロ野球のパ・リーグ主催公式戦をライブで視聴できるのも大変ありがたいです。筆者はホークスファンなので、PCでホークス戦のライブ配信を見ながら仕事をすることもあります。

楽天モバイル 楽天モバイル契約者はパ・リーグ主催の公式戦のライブ視聴の他、Rakuten MusicやRakutenマガジンの特典もある。なお、NBAは2025年7月に対象外になった

 一方、楽天モバイルの最大のデメリットはやはり通信品質です。筆者は福岡市内で使っていますが、人流が多い天神エリアのビルの中、地下、電車内などではつながりにくいことがあります。サービス開始当初よりは大幅に改善したものの、大手4キャリアの中では今でも一番下だと思います。そのため、楽天モバイルだけでは不安で、常に他社SIMを併用せざるを得ません。

 また、通話品質にも注意が必要です。Rakuten Linkは電波状況の影響を受けやすく、データがつながりにくい場所では通話品質も悪くなりやすいです。筆者が実際に使う中でも、通話中に音声が途切れる、そもそも着信しないといったことがあります。筆者はそれほど通話の機会が少ないためあまり気にしてはいませんが、特にビジネスで使う場合は避けた方がよいかもしれません。

 とはいえ、楽天市場でのポイント還元を含めると、音声通話と月3GBのデータ通信を毎月実質無料で使えており、大変満足しています。この料金でどこまで耐えられるかは疑問ですが、三木谷浩史会長は今後も値上げしないと宣言しています。今後プラチナバンドや5Gエリアの拡大、衛星通信サービスの開始などにより通信品質が向上すれば、文字通り“最強”になるかもしれません。

サブ回線は日本通信:データがつながりにくい場所で切り替え

 前述の通りメイン回線は楽天モバイルですが、これだけでは足りません。筆者のデータ使用量は月3〜4GB前後ですが、楽天モバイルは3GBを超えると20GBの料金(月額2178円)になってしまい、もったいないのです。

 そこで、サブ回線で契約しているのが日本通信の「合理的シンプル290プラン」です。月1GBの音声SIMが月額290円で、1GBあたり220円で容量を追加できます。楽天モバイルのデータ容量が3GBに近づいてきたら日本通信に切り替えて使っています。

日本通信 日本通信の料金は主要キャリアでトップクラスの安さを誇る。合理的シンプル290プランは月1GBが290円で使える

 また、日本通信はドコモ回線を使っており、楽天モバイルがつながりにくい場所でつながりやすいのがメリットです。特にランチでよく利用する飲食店は地下にあるため楽天モバイルがつながらずに楽天ペイのバーコードが表示されないため、ランチ時はほぼ毎日データを日本通信に切り替えています。

 日本通信の最大のメリットは小容量プランが安い点です。月1GBが290円なので、他社で容量を追加チャージするより日本通信を契約していた方が安くなります。1GBで足りない場合も1GBあたり220円で追加できるので、気軽にデータが使えます。

 また、日本通信は通話品質も高いです。専用アプリを使うことなく、端末に最初からある通話アプリでかけても料金が半額(11円/30秒)になります。プレフィクス付与ではないので通話品質も高いです。もしRakuten Linkの通話品質が悪くて困った場合も、日本通信でかけなおせば安心して通話できます。

povo2.0は使い放題トッピングを活用

 楽天モバイルと日本通信の他に、povo2.0も入れています。povo2.0は基本料金が無料で、データ通信をする際に必要な分だけ容量をチャージ(トッピング)する仕組みのプランです。

povo povo2.0は必要なときに必要な分だけデータを購入(トッピング)する仕組み。月額料金は無料なので、使わない月があっても無駄にならない

 povo2.0は、主に短時間で大量のデータ通信をする際に使っています。筆者は基本的に自宅とオフィスの往復でほとんどWi-Fi環境下にいるのですが、まれにカフェなどで短時間仕事をすることがあります。カフェの場合、Wi-Fiが頻繁に切れたり電波が弱かったりするため、povo2.0で使い放題トッピングを購入してテザリングしています。

 以前は24時間使い放題(330円)だけでしたが、現在は6時間(250円)のトッピングも選べるようになりました。また、2025年11月からは2時間使い放題(180円)のトッピングも販売されています。2026年1月31日までの限定のようですが、筆者の用途にピッタリなので定番のトッピングになることを願っています。

povo povo2.0の使い放題トッピングは非常に使い勝手がよい。特に2026年1月までの2時間使い放題トッピングは筆者も重宝している
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