しんせつ、かんたん、見やすい、おまかせ、そしてあんしん──。ドコモのユーザーフレンドリー端末として高い人気を得る“らくらくホン”シリーズに新機種が登場した。それが富士通製の「らくらくホンIV」だ。前モデルの名称は「FOMA らくらくホンIII」と“FOMA”の文字列があったが、今回はシリーズ4機種目。PDC(mova)のらくらくホンシリーズと数値がかぶらないほど数が充実してきたことから、名称も、より“かんたん”になった。
らくらくホンIVの特徴やテーマは、2006年9月発売の前機種 FOMAらくらくホンIIIから多くを継承。新たにGPSを搭載し、「あんしん」への取り組みを強化した。前機種から継承して備えるワンタッチブザー機能とGPS機能を活用する“イマドコサーチ”が連動し、緊急時の連絡を位置情報付きで行えるようになった。
らくらくホンシリーズの特徴機能となる「使いやすさ」。周囲の騒音レベルを感知して自動的に機能が有効になる「はっきりボイス」機能が、相手の声の音量に応じて反応する“自動受話音量アップ”機能を付加した「スーパーはっきりボイス」に進化。騒音で聞こえにくい音域の音量のみが自動的に上がる仕組みで、聞き取りやすさが向上した。もう1つ、通話の最後1分間を自動的に録音する「おまかせ通話音声メモ」も便利だ。通話終了後「あれ、待ち合わせ時間は何時って言ったっけ?」といった場合も、通話履歴から直前1分間の会話を再生できる。
そのほか、通常の会話を約0.7倍遅くし、相手の声を聞き取りやすくする「ゆっくりボイス」機能や“ダブルマイク”(通常の無指向性マイクと指向性マイクの2種類を搭載)によるノイズキャンセル機能と自分の声の音量レベルを自動的に上げる機能を組み合わせた「はっきりマイク」機能も継承して搭載する。
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「らくらくホンIV」の外観。前機種 FOMAらくらくホンIIIのデザインを継承しながら、GPSや2.6インチのディスプレイを搭載。厚さは約1.9ミリ薄い17.6ミリを実現する (このムービーをご利用いただくにはFLASHプラグイン(バージョン8以上)が必要です。ムービーはこちらからでも参照できます) |
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