アクロディアは8月2日、携帯向けユーザーインタフェース技術の「VIVID UI」と「VIVID Movie」について、NTTドコモと包括的ライセンス契約を締結したと発表した。
VIVID UIはドコモの「SH903i」「SH903iTV」「SH904i」「SH704i」「N904i」への搭載実績があるが、これまでは端末メーカーとの個別ライセンス契約に基づく提供となっていた。今回の包括契約により、ドコモは今後、VIVID UIとVIVID Movieを端末メーカーにサブライセンスできるようになる。
アクロディアは同日、「VIVID Message」と「VIVID Panorama」が、auの2007年夏モデルとして発売された「W53SA」「W52SA」に搭載されたと発表した。
VIVID Messageは、アクロディアとメガチップスが共同開発したミドルウェア。平面的に表示されるテキストを、3D画像やアニメーション効果で演出可能にするもので、W53SAとW52SAに「うごモジメール」として搭載された。
またVIVID Panoramaは、アクロディアとモルフォが共同開発したカメラ機能向けミドルウェア。パノラマ撮影したい範囲を動画撮影するようにカメラを動かすだけで、パノラマ画像を生成できる。W53SAとW52SAには、「すすっとスキャン」「ぱぱっとパノラマ」として搭載されている。
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