高電社は8月24日、Windows Mobileを搭載したスマートフォンやPDA向けの辞書・語学学習ソフト「辞書ウォーカー 英語・中国語」を発売した。提供メディアは512MバイトのmicroSD。WM搭載端末にmicroSDを装着後、ソフトをインストールして利用する。製品にはリカバリ用のCD-ROMも付属し、価格は1万9800円。
英語辞書として、大修館書店刊の「ジーニアス英和大辞典」から25万5千語、「ジーニアス和英辞典第2版」から8万2千語を収録。日常生活でよく使われる重要単語2万6262語については、ネイティブ音声による発音も再生できる。また、写真や図解も1127点収録した。
また中国語辞典として、小学館刊の「日中辞典第2版」から9万語と「中日辞典第2版」から10万語、さらに大修館書店刊の「中国語新語ビジネス用語辞典電子版第2版」から1万2千語、日経BP社刊の「日中パソコン用語辞典改訂版」から4千語を収録している。中国語環境として、中国語IMEとUnicode対応の中国語明朝体フォント、さらに三菱電機製の「PPC用中国語文字認識エンジン」を中国語手書き入力・検索システムとして採用。中国語文書やメールの作成が行える。
さらに語学学習機能として、タッチパネルを利用したクイズ形式で学習できる「英語で反義GO」「中国語で反義GO」を搭載した。出題された単語の反義語や対義語について、回答を入力することで、効率的かつ集中的に学習できるという。
問題は難易度ごとにクラス分けされており、英語版で1560問、中国版で1460問を用意。分からない問題は「パス」することでリズム良くクイズを続けることができるほか、辞書機能を活用して答えを探すこともできるなど、ユーザーのレベルや好みの方法に応じて学習できる。
対応環境は、OSがWindows Mobile 2003/2003 Second Edition/5.0/6 Classic/6 Professional。30Mバイト以上の空きメモリーとmicroSDカードスロット(miniSD/SDカードスロットアダプター可)が必要となる。
なお高電社の直販サイトでは、英語の辞書と学習機能に絞った「辞書ウォーカー 英語」と、中国機能に絞った「辞書ウォーカー 中国語」を限定発売している。価格はそれぞれ1万2800円。
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