エイチアイ、2D/3D統合地図フォーマットに対応した地図エンジンを開発

» 2007年10月17日 23時15分 公開
[ITmedia]

 エイチアイは10月17日、ITナビゲーションシステム研究会が策定した世界初の2D/3D統合地図フォーマット「XIPフォーマット」に初めて対応した地図エンジンを開発したことを発表した。

 同エンジンは、XIP対応の地図描画機能と地図とコンテンツの融合機能という2つの独立した要素で構成され、地図エンジンをあらかじめデバイスに組込んでおくことで、さまざまなコンテンツから利用することが可能だ。また、特定地図ベンダーの地図データに依存しない地図描画が可能で、回転や拡大と縮小が可能な2D地図および2D地図上に3Dの建物を配置した地図を表示できる。

 携帯電話やPDAなどに搭載が進んでいるGPSにも対応しており、地図、コンテンツ、GPSによる位置情報を融合したサービスの展開が可能になる。別途データを用意することで、これまで提供できなかった屋内地図などの地図情報も提供可能だ。

 コンテンツはMAP APIを利用することで開発可能。エイチアイはエンジンの開発にあわせ、MAP API、XIPコンバータなどの地図サービスを開発するための環境を提供する。

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