“出っ張り”のないスリムボディに高解像度(フルワイドVGA:480×854ピクセル)の3インチディスプレイ、高速なHSDPA、ワンセグにBluetooth、多彩な音楽機能、microSDHC対応、高画素(510万画素)AFカメラ、そして横にも開く“Wオープンスタイル”なる今までとは違う特殊ギミック……。よくぞここまで「ほぼ全部入り」に仕上げてくれた──。
パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P905i」は、携帯に高い性能を求める“P”ファンにとってそう思えるほどの端末になったのではないだろうか。
最も大きな外観上の特徴は、やはり“Wオープンスタイル”。縦にも横にも開くディスプレイギミックは、2006年au冬モデルの「W44S」(ソニー・エリクソン製)に採用されたのが記憶に新しいが、これとはかなり違う仕組みで“横開き”を実現する。
W44Sは“あのヒンジ”がデザインにおける評価が大きく分かれた特徴的なものだったが、本端末はまず、それを実現するための“出っ張り”がない。しかも“P”ファンには欠かせないギミックの1つになっているワンプッシュオープン機構を残しながら、横開き機構を盛り込んだのもポイントが高い。
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