VGS端末「V801SH」、ネットワーク拡張で利用不可能に──ソフトバンクモバイル

» 2008年02月15日 15時07分 公開
[園部修,ITmedia]
Photo 海外でも使えるGSM対応のVGS端末として登場した「V801SH」

 ソフトバンクモバイルは2月15日、シャープ製のVGS(Vodafone Global Standard)端末「V801SH」の通話やSMS、パケット通信が、2008年4月以降に利用できなくなる可能性があることを明らかにした。通信品質の向上などを図るため、ソフトバンクモバイルがネットワークに順次導入している新しいソフトウェアの一部の機能に、V801SHが対応できないことが原因。

 2008年4月以降に音声、SMS、パケット通信に影響が出るのは以下の地域。なおYahoo!ケータイやメールサービスは、2008年7月以降は一切使えなくなるという。

音声、SMS、パケット通信に影響が発生する時期と地域
地域 2008年4月 2008年5月 2008年6月 2008年7月
関東エリア 神奈川県 群馬県、茨城県、埼玉県、長野県 栃木県、千葉県、東京都、山梨県
九州エリア 福岡県 熊本県、鹿児島県、長崎県、沖縄県 宮崎県、大分県、佐賀県
北海道/北陸エリア 北海道、石川県、富山県、福井県

 V801SHを利用中のユーザーには、ダイレクトメールなどで今後の対応などの詳細を連絡する。対象となる稼働中のV801SHの台数などは明らかにされていないが、すでに「かなり少ない」(広報部)という。

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