写真で解説する「W61H」(1/2 ページ)

» 2008年02月15日 20時39分 公開
[園部修,ITmedia]

 日立製作所の「W61H」は、背面に電子ペーパーディスプレイ“シルエットスクリーン”を搭載するのが特徴のWIN端末だ。市販される端末で、電子ペーパーディスプレイを採用するものはW61Hが国内では初めてで、今後どういった進化をしていくのかが楽しみな端末といえる。

 ボディは「Woooケータイ W53H」がベースになっており、裏側から見るとWoooケータイとほぼ同じ。ディスプレイは回転2軸タイプで、ディスプレイを表にして折りたためばワンセグやカメラをコンパクトな形状で楽しめる。厚さは電子ペーパーディスプレイを搭載するためWoooケータイより少々厚くなっているが、背面は2色成型で、W43Hなど歴代の日立製ワンセグ端末をほうふつとさせる。

PhotoPhotoPhoto ボディカラーは左からリキッドグリーン、グラファイトブラック、クリスタルホワイト
PhotoPhoto 左側面に外部接続端子と充電用の接点、右側面に赤外線通信ポートや平型イヤフォン端子、マナーキー、上/下キー、[TV]キーなどを備える
PhotoPhotoPhoto ディスプレイ側の先端部には2つのLEDが内蔵されている。充電時には右側が赤く光り、着信時などには左側が各色に光る
PhotoPhotoPhoto 裏面にはマクロ切り替えスイッチ付きの有効約197万画素のカメラを搭載。撮影補助用LEDも搭載している。microSDスロットはバッテリーカバー内にある。モノラルスピーカーやFeliCaも裏面に装備する。背面は2色成型で、透明な樹脂の層が覆っている。クリスタルホワイトの背面は光が当たるとパールのような反射をする

 背面に搭載された電子ペーパー製の「シルエットスクリーン」は、約2.7インチ相当の大きさ。あらかじめ設定されている約95種のパターンを表示できる。クリスタルホワイトとグラファイトブラックは、「サルビア」のグラフィックデザイナー、セキユリヲ氏とのコラボレーションによりデザインされたパターンを内蔵。kusari、akikusa、mizutama、madoという4つのテーマの絵柄が用意されている。一方リキッドグリーンは日立製作所オリジナルのもので、ボタニカル、蝶、ドット、星空、エリアの5つのテーマを提供する。

PhotoPhotoPhoto リキッドグリーンはボタニカル、グラファイトブラックはkusari、クリスタルホワイトはakikusaがプリセットされている

 W61Hに搭載されている電子ペーパーは厚さが約0.4〜0.6ミリほどで、文字や絵などが自在に表示できるフルドットタイプではなく、あらかじめ表示できるパターンが決まっているもの。そのため電話の着信に合わせて表示するパターンを変えたり、パターンの点滅速度を変えたりはできるが、シルエットスクリーン上に電話番号や名前、メールの件名などを表示することはできない。またバックライトは備えていないため、暗い場所で模様を確認するのは困難だ。あくまでも模様が動く着せ替えパネルのように考えておくのがいいだろう。

 ボディは回転2軸タイプで、ワンセグやカメラはディスプレイを外側にして端末を折りたたんで利用できる。このあたりの使い勝手は2007年秋冬モデル「Woooケータイ W53H」とほぼ同じだ。ディスプレイを表にして閉じた状態で[TV]キーを短押しすると、専用のメニューが起動する。ここからワンセグやカメラなどが起動可能だ。なおこのメニューに表示されるすべての機能がディスプレイを表にした状態で利用できるわけではないという。起動後はダイヤルキーなどでの操作が必要な機能もある。

PhotoPhoto ボディは回転2軸型。シルエットスクリーンは隠れてしまうが、ワンセグ視聴時や写真撮影時には便利だ
PhotoPhoto ディスプレイを表にして折りたたんだ状態で、右側面の[TV]キーを押すと専用のメニューが開く。側面の上/下キーと決定キー替わりの[TV]キーを使って各種機能が呼び出せる

 ダイヤルキーはW53Hとは異なり、ほぼフラットで光沢感のあるシート状のキーを採用した。押しやすさに配慮し、1つ1つのキーはW53Hより大きくなっている。各キーの境目には山を設け、押し間違いを防ぐ。キーのバックライトは全カラーで白色LEDを採用しており、ボディカラーと同じ色に光る。

PhotoPhoto ダイヤルキーはフラットなシートキーを採用しており、1つ1つのキーが大きい。各キーの境目には山形のセパレーターがあるので押し間違いは少なそうだ
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