1つのコンテンツを複数の機器で――インテルら4社がコンテンツ配信システムを開発

» 2008年02月21日 15時11分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 インテル、クイックサン、ドリームボート、フェイスの4社が、デジタルコンテンツの配信ソリューションを共同開発することで合意した。4社は協同で、家電、PC、モバイルの境界を気にすることなく利用できるコンテンツ配信システムとUIの構築を目指す。

Photo 4社が開発するコンテンツ配信システムのイメージ図

 4社が開発するデジタルコンテンツの配信システムでは、ユーザーが携帯電話で購入した視聴権情報を、FeliCaや赤外線を通じてネット接続された地デジ対応のPCやデジタルテレビ、ホームサーバに転送できるようにする。視聴権情報が認証されると、PCやテレビ、ホームサーバにコンテンツがダウンロードされ、ユーザーは大きな画面でデジタルコンテンツで愉しむことができる。

 デジタルコンテンツがテレビの1チャンネルのように表示されるユーザーインタフェースを採用するなど、使いやすさに配慮した点も特徴の1つ。画面には購入したコンテンツのほか、配信サイトに用意される他のコンテンツの情報も表示されるなど、番組表的な要素も盛り込むという。

 同システムの構築にあたっては、インテルが最新技術(45nm Hi-kプロセス製品群)を採用した配信サービスのPC基盤プラットフォームを提供し、クイックサンがテレビ放送とインターネット視聴をシームレスに行えるデジタルテレビシステム「ROBRO」を提供。ドリームボートのコンテンツ配信技術「SkeedCast」と、フェイスのコンテンツの視聴権利技術「Near Filed Rights Management」を組み合わせて配信システムを開発し、年内にも対応サービスを提供するとしている。

 現状、デジタルコンテンツ配信の多くは利用する機器ごとに異なるサービスを提供しており、同じコンテンツを視聴するにもそれぞれの機器に対応したコンテンツを購入する必要があるなど、利便性の面で改善の余地がある。今回の配信システムの開発は、1つのコンテンツを複数の機器で効率よく視聴可能にすることを目指したものだという。

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