ソフトバンクモバイルは3月5日、本人確認書類を偽造するなどして不正に取得された携帯電話の流通を防ぐため、オークション各社に協力を要請すると発表した。まずYahoo!オークションで同日から、6カ月以内に発売された新機種を出品できないようにした。
携帯電話をめぐっては、本人確認書類を偽造して新機種を安価に手に入れ、SIMカードを抜いた「白ロム」にした上でオークションで転売して利益を得る――といった不正行為が問題化している。
同社はこれが「犯罪、もしくは犯罪につながるおそれのある行為」とし、対策として、オークションサイトに対し、不正取得の疑いがある携帯電話の出品制限の協力を要請。Yahoo!オークション以外のサイトにも協力を要請中だ。
また、不正に取得された携帯電話が使用されていることが分かった場合は、回線の利用制限や利用停止、契約解除などを行うことがあるとしている。
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