ケータイ検索サイトの広告、約6割が“クリックしたことがある”

» 2008年03月24日 09時00分 公開
[ITmedia]

 ネットエイジアは3月18日、「モバイル検索利用」についての自主調査結果を発表した。調査は3月7日から同11日まで、15歳から39歳のケータイユーザーを対象に行ったもので、回答サンプル数は502名。

 同調査によれば、ケータイで検索サイトを使って検索する頻度は、「ほぼ毎日」という回答が21.9%、「週4、5日」が13.5%、「週2、3日」が16.3%、「週1日」が10.4%となった。全体の62.1%の回答者が、週1日以上モバイル検索を利用していることになる。また、携帯で検索を利用頻度が1年前と比べ「増えた」のは43.2%だった。

 ケータイの検索サイトを利用して検索するコンテンツを複数回答形式で聞いたところ、最も多かったのが「ニュース」で39.0%、2位が「画像」で33.5%、3位は「着信メロディ」で31.7%だった。以下は「着うた」が30.1%、「ゲーム」が25.1%、「地図」が24.9%、「ブログ」が23.9%、「着うたフル」が20.7%、「動画」が20.3%、「待受け画面」が14.3%と並んでいる。

 使っている検索サイトの数は、「1つ」という回答が44.2%、「2つ」が23.7%、「3つ」が8.0%、「4つ以上」が6.8%となり、複数利用している比率は38.5%だった。「使っていない」ユーザーは17.3%となっている。

 検索サイト利用者に、最も利用しているサイトを聞いたところ、「Yahoo!モバイル」がトップで55.4%、次いで「Googleモバイル」で23.4%。同様に検索サイトを複数利用している回答者に、2番目に利用しているサイトを聞くと、「Yahoo!モバイル」が33.2%で最多となり、「Googleモバイル」が22.8%でこれに続いた。さらに3つ以上利用している人に、3番目に利用している検索サイトを回答してもらうと、「Googleモバイル」が28.4%でトップ、次いで「gooモバイル」が18.9%となった。

 検索するときに入力するキーワード数は、「1つ」が57.8%、「2つ」37.1%で、検索サイト利用者の94.9%が入力するキーワードは2つまでとなっている。また、検索サイトを利用して探したいものがヒットする満足度をパーセンテージで聞いたところ、「70%」との回答が25.1%。「70%以上」で括ると56.2%となっている。ただ「50%以下」の回答が32.2%と全体の3分の1を占めている。

 検索したときに探したいものが見つからない場合は、「検索するキーワードを増やして再検索する」が68.6%、「検索するキーワードを変えて再検索する」が51.8%だった。他は「検索サイト、検索サービスを変えて同じキーワードで再検索する」13.0%、「表示されているページを追って確認する」が10.8%となった。

 なお、携帯検索サイト利用時に表示される広告やスポンサーサイトについて、目が留まることが「よくある」と回答したのは14.7%、「ときどきある」が45.1%で、表示される広告をクリックした経験のある人は、全体の64%だった。

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