マイ・ケータイができるなら、カスタマイズしたいのは“ジャケット”や“端末デザイン”

» 2008年03月28日 09時00分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は3月27日、「デコ電・着せ替えツールに関する利用調査」の結果を発表した。調査は3月14日から同24日まで、ネットワークスが運営する“モバスクネット”など12社、モバイル13サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は2479人。

 同調査によれば、携帯電話の着せ替えツールを利用したことがある人は、男性では31.7%、女性では47.9%だった。「対応機種をもっているが利用したことがない」人は、男性では約4割、女性では約3割。

 着せ替えツールの利用経験者に、どのように見つけたかを聞いたところ、男女共に「無料サイト」という回答が最も多く、男性では65.9%、女性では57.3%となった。

 どこを着せ替えたかについては、男性では「メインメニュー」が82.8%と最も多く、次いで「待受け画面」が72.8%、「電池マーク」が70.3%と続いた。女性では「メインメニュー」が90.0%と最多で、以下「電池マーク」が78.8%、「電波マーク」が78.1%と続いている。着せ替えたものの種類は、男女共に「キャラクター」が最も多い。第2位は男性が「漫画・アニメ」で34.1%、女性が「イラスト」で25.8%。

 携帯電話をラインストーンやビーズでデコレーションしているかを調査したところ、「している」と答えた回答者は、男性では全体の3.4%、女性では全体の14.7%となり、男性より女性のほうがデコ電をしている割合が高いことが分かった。

 デコ電の経験者に、どのようにしてデコ電にしたかを聞いたところ、男女ともに「自分自身で」という回答がトップ。男性では52.0%、女性では85.2%が自分でデコレーションを行ったという。デコ電の費用については、男性では92.0%、女性では84.0%と、「5000円以下」という回答が男女ともに最多となった。

 デコレーションの素材は、男性では「シール」が52.0%と最も多く、次いで「ラインストーン」が44.0%、「金属」が32.0%と並んでいる。女性は「ラインストーン」が80.9%と最も多く、以下「デコパーツ」が51.6%、「シール」が48.0%となった。

 デコレーション電話利用未経験者を対象に今後デコ電をしたいと思うかを調査したところ、男性は「いいえ」が67.4%、女性は53.8%と、半数以上が今後もデコ電をするという意向を示さなかった。

 なお、オリジナル携帯電話ができるとしたら、どこをカスタマイズしたいかを聞いたところ、「カバー(ジャケット)の柄、色」が47.5%と最も多く、「携帯電話自体のデザイン」が43.1%、「着信イルミネーションの色」34.7%とこれに続いた。女性は「カバー(ジャケット)の柄、色」が66.1%で最多となり、以下「着信イルミネーションの色」47.6%、「携帯電話自体のデザイン」46.1%となった。

携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年