出掛けるときは「財布よりも携帯」38%――IDC調べ

» 2008年05月15日 08時32分 公開
[ITmedia]

 多くの端末やアプリケーションを活用してコミュニケーションを行う「常時接続」従業員が増加中――カナダのNortelは5月13日、同社の依頼により調査会社の米IDCが実施した調査結果を発表した。調査は、北米や欧州、中東、アジア、南米の17カ国で、2400人近くを対象に行った。

 仕事や私用に7台以上の端末を使い、インスタントメッセージング(IM)やテキストメッセージ、Web会議など、少なくとも9つのコミュニケーションアプリを使用する層を「ハイパー接続」層と定義。この層は、既に従業員の16%に上るという。また、4台以上の端末、6種以上のコミュニケーションアプリを活用する「接続度上昇中」の層は36%。報告では、高齢従業員が引退し、若年層の従業員が増えるにつれ、ハイパー接続層は5年以内に40%に上ると予測している。

 IDCは、この調査結果は「企業側に対応を迫るメッセージ」とコメント。Nortelは、ハイパー接続層の急増に対応できない企業は「生産性や収益性を失いかねない」としている。

 国別にみると、ハイパー接続層の比率が高いのは中国と米国で、最も低かったのはカナダとアラブ首長国連邦(UAE)。接続度上昇中の層が多かったのはロシアだった。2つの層の合計を地域別にみると、最も比率が高いのは中南米(64%)で、アジア太平洋地域(59%)、欧州(50%)、北米(44%)を上回った。ハイパー接続層の分布は業界による差が大きく、ハイテク業界で25%、金融業界で21%だった一方、医療業界では9%にとどまった。

 調査では、「家を24時間離れなければならないときに持ち出すアイテム」についても質問。携帯電話との回答が38%を超え、財布(30%未満)や鍵、ノートPC、MP3プレーヤーを上回ったという。

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