北京オリンピック“ケータイ”活用ガイド中国・北京でも日本のケータイ、使えます(2/4 ページ)

» 2008年05月23日 21時56分 公開
[山根康宏,ITmedia]

北京市内のほぼ全域で利用できる

 日本から北京へのフライト時間は約4時間。時差はマイナス1時間なので、北京に到着したら時刻設定を1時間前に戻そう。日本が午後3時なら北京は午後2時となる(※ローミングエリアに入ったら自動的に修正してくれる機種も多い)。飛行機を降りると、日本人に限らず多くの乗客が自分のケータイの電源を入れている姿を目にできるだろう。ケータイの国際ローミングサービスは、通信方式に互換がある海外では昔から提供されており、広く一般的に利用されているのだ。

 通常は海外で自分のケータイの電源を入れればアンテナアイコンが表示され、すぐに使える状態になる。電波を自動的に拾わない場合、ドコモのFOMAやソフトバンク3Gユーザーは端末のネットワーク設定を確認してみよう。日本国内のみでケータイを利用している場合、ケータイのネットワークモードが「3G/W-CDMA」のままになっている場合があるためだ。前述したように、中国ではGSM方式で国際ローミングが利用できるため、ネットワーク設定を「GSMモード(あるいは「自動」や「オート」)」に変更する。

photophoto 現地に着いても圏外表示のままの場合は、端末のネットワークモードが3G固定になっている場合がある。その場合は手動で「GSM」または「自動」に切り替える(右)。電波を拾えれば現地事業者(写真はCMCC=中国移動)の表示が出る。こうなれば使用可能。通話やメール、サイトチェックなどができるようになる(右)

 中国の首都 北京は、日本と同じように人々がケータイを使う姿は日常的。「中国だからケータイが使えるエリアは狭い?」といった心配は無用だ。北京市内のほぼ全域がケータイのエリア内になっており、よほどのところに行かない限り、使えないエリアはない。人民広場や故宮(紫禁城)などの観光地、王府井や西単などのショッピングエリアも、もちろん問題なく利用できる。

 なお、国際ローミングは現地の通信回線を利用するため、現地通信事業者のサービスエリアがそのままローミングできるエリアとなる。現地で利用できる通信事業者のネットワークは以下のとおりだが、各社のサービスエリアはほとんど同じ。北京市内は全域がカバーされている。

現地で利用できる通信事業者
ドコモFOMA、ソフトバンク3G、auグローバルパスポートGSM China Mobile、China Unicom(GSM)
auグローバルパスポート CDMA China Unicom(CDMA)

photophoto 建築ラッシュが続く北京。バス停にはケータイの広告も(左)。中国移動のエリアマップ。北京市内は全域カバーされている(右)
photophoto 周りに障害物のない「人民広場」付近は感度も良好だ(左)。北京オリンピックのメイン開場 北京国家体育場、通称「鳥の巣」。早くも記念撮影する中国人が多数訪れている。ここでもケータイは問題なく使えた(右)

 北京市内を縦横に走る地下鉄では、2008年6月から全区間でケータイが利用できるようになるという。筆者が試した2008年5月現在は1号線と2号線の駅間で電波が入らなかったが、オリンピック開催時には問題なく利用できるようになっていることだろう。また、間もなく開通する空港鉄道やオリンピック会場支線は当初からケータイの利用が可能とのことだ。

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