写真で解説する「820N」「821N」(1/2 ページ)

» 2008年06月09日 08時00分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 スリムワンセグケータイ「820N」「821N」は、約1年半ぶりに登場するNEC製のソフトバンクモバイル向け端末。そのフォルムとサイズ感、そして背面パネルに並ぶ7×17(119個)のLEDからなるマイシグナルなど、デザインはドコモ向けの極薄端末「N705iμ」と非常に似ている。厚さは820Nが11.7ミリ、821Nが13.8ミリとN705iμの9.8ミリより若干厚いが、ソフトバンクの2機種はワンセグを搭載した。ただFeliCaチップは非搭載となる。3インチ液晶を採用したメインディスプレイはフルワイドQVGA(240×427ピクセル)で、N705iと同等だ。

photophoto 「820N」。カラーはシルバー、レッド、ブルー、ガンメタリック、ブロンズの5色。背面パネルにLEDが露出しており、ドコモ向けの「N705iμ」とよく似ている

photophoto 「821N」。カラーはホットピンク、クリアホワイト、スイートピンク、ブライトイエロー、フレッシュブルーの5色。花柄の入れたクリアパネル層を背面に採用しており、やや丸みを帯びている。LEDパターンは見えずにイルミネーションが浮かび上がるように点灯する

 連続待受時間は約630時間、連続通話時間が約250分、ワンセグ視聴時間は約4時間40分と、薄型ボディでも長時間使用を実現するスタミナを備えた。カメラは有効約200万画素のCMOSでインカメラは非対応。外部メモリには最大2GバイトまでのmicroSDを利用できる。Yahoo!ケータイは最大5ページまでタブ表示ができるほか、PCサイトブラウザには従来のスタンダードタイプ(ACCESS製NetFront)に加え、「ビューアタイプ」ピクセル製Picsel Browserを搭載している。

 そのほかにも、のぞき見防止機能のプライバシーアングルや端末内のメールや画像を時系列に表示するライフヒストリービューア、待受画面や受信メールから素早くネット検索が可能なクイック検索、入力された文字からケータイ向けのHTMLメールを作成するおまかせデコレメールなど、ドコモ向けNEC端末と同じ機能を多数搭載している。

 カラーは820Nがシルバー、レッド、ブルー、ガンメタリック、ブロンズの5色。821Nもホットピンク、クリアホワイト、スイートピンク、ブライトイエロー、フレッシュブルーの5色をラインアップしている。

photophotophoto 「820N」(レッド)の閉じた状態の背面(写真=左)と裏面(写真=中央)、開いた状態(写真=右)。ソフトバンクモバイル端末としては珍しく、[メニュー]キーが左下ソフトキーに割り当てられている(ドコモと同じ)

photophoto 820Nの左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。左側面に[マナー]キーと[ミュージック]キー、外部メモリスロットがある。右側面には外部接続端子を配置

photophoto 820Nの先端とヒンジ部

photophotophoto 「821N」(スイートピンク)の閉じた状態の背面(写真=左)と裏面(写真=中央)、開いた状態(写真=右)。花柄はカラーによって異なっている

photophoto 821Nの左側面(写真=左)と右側面(写真=右)

photophoto 821Nの先端とヒンジ部。820Nと比べて背面パネルが丸みを帯びており、柔らかいフォルムになっている。ただし、厚さが13.8ミリと若干増えた

photophoto 820Nと821Nは、マイシグナルの仕上げが異なっている。820NはLEDが並ぶドットパターンが見えているが、821Nは完全に隠れている

photophoto 3インチのワイドQVGAは、のぞき見を防ぐプライバシーアングルを搭載した

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