米Sense Networksは6月9日、会社の立ち上げとともに、主力製品「Macrosense」と「Citysense」を発表した。
Macrosenseプラットフォームは、携帯電話などの携帯端末から発信される匿名のロケーションデータを集め、過去のデータに照らして、人々がより多く集まる場所はどこかなど、消費者行動をリアルタイムで分析する。Macrosenseは企業や投資家をターゲットとしている。
同時に発表されたCitysenseは、消費者向けの無料地図アプリケーションで、今回リリースされたα版はサンフランシスコのみに対応。ユーザーは現在人が多く集まっている場所、また年間を通じて人が多い場所を地図上で確認でき、そうしたスポットをクリックすれば人気の高い場所の詳細が分かる。
Citysenseは現在BlackBerryのみに対応しているが、iPhone App Storeの立ち上げに合わせ、iPhone版も提供開始されるという。
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