米Motorolaと米Kodakは6月23日、新しい携帯端末「MOTOZINE ZN5」を発表した。MOTOZINEは、Motorolaのマルチメディア携帯の新シリーズ。最初の製品となるZN5は、MotorolaとKodakの技術を組み合わせたカメラ携帯で、高画質の写真撮影のほか、写真の共有やプリントが簡単にできるという。まず中国で7月に提供を開始した後、年末にかけて世界各国に展開する予定だ。
ZN5は、レンズカバーをスライドさせて開けると高速500万画素カメラが現れる。キセノンフラッシュ付きのオートフォーカスカメラで、撮影した画像をカメラ内で自動補正する「Kodak Perfect Touch」機能を搭載。マルチショットのほか、複数の連続した写真を自動的につないで1枚のパノラマ写真にすることも可能。撮影した写真は1クリックでKodak Galleryを含むソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などにアップロードし、友人たちと簡単に共有できる。Bluetooth経由で「KODAK All-in-One」プリンタや店舗に設置された写真キオスク「KODAK Picture Kiosk」に写真を送信してプリントすることも可能。内蔵メモリのほか、4GバイトのmicroSDメモリが利用できる。
サイズは50.5×118×12ミリで重さは114グラム。2.4インチのTFT液晶付き。GSMとIEEE802.11b/g/iに対応し、通話とカメラのほか、SMS、MMS、インスタントメッセージング(IM)、電子メール、Webブラウジング、FMラジオ、MP3プレーヤー、MPEG4とH.263ビデオなどが利用できる。
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