ウィルコムが7月23日、企業や自治体などと協調し、次世代PHS「WILLCOM CORE」のネットワークを活用した多様なビジネスの展開を検討する「BWAユビキタスネットワーク研究会」を設立すると発表した。将来的にはコンソーシアムなどへの発展も目指す。
BWAユビキタスネットワーク研究会は、WILLCOM COREを活用して各種のサービス提供を検討する、関連企業、団体、学術研究機関間における事業連携、産学連携を推進するための組織だ。
ウィルコムでは、WILLCOM COREサービスの提供時に、カメラ/センサー機器ベンダー、警備保障会社、ソリューション事業者、自治体などと協力して、WILLCOM COREネットワークを活用した広範な定点設置型カメラ・センサネットワークを構築、運用する計画で、
といった目的を含むさまざまなサービス展開が可能と見ている。さらにはデジタル・サイネージやIPTV、エリアマーケティングなど、多様な分野への応用もできるため、産業化の進捗に必要な検討や情報交換、相互交流などを実施し、合わせて法制度、社会的な意義、広報等の検討を行うための場として、参加者を広く募集することにした。
参加費用は年会費として研究会に納める。理事会員は50万円、法人会員が30万円で、学術会員・特別会員の年会費は免除とする。参加申し込みはBWAユビキタスネットワーク研究会のWebサイト(http://www.willcom-inc.com/go/bwa/index.html)から行える。なお第1回総会は7月28日に開催する予定だ。
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