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» 2008年07月24日 23時50分 公開

「WILLCOM D4」ロードテスト:第2回 microSDHCでちょっと武装してみる (2/2)

[坪山博貴,ITmedia]
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photo Portable Firefox+microSDHCで利用すると、キャッシュなども含めてすべてmicroSDHCに保存されるので、稼働部品のあるHDDへのアクセスを軽減できる点がきちんと結果に出た

 さて8GバイトのmicroSDHCに新調したことで、ReadyBoostに限界(4090Mバイト)まで割り当てても半分近く余裕がある。

 次は、利用頻度が高いブラウザをmicroSDHCへ移動してしまおう。Firefoxはポータブル用途を想定し、すべてをUSBメモリなどに収められる「Portable Firefox」がある。キャッシュだけをmicroSDHCに保存する手もあるが、容量は十分余裕があることと、Portable Firefoxで運用するほうが確実にHDDアクセスを減らせるはずという考えで、この手段にした。

 ブラウザは違うが、前回と同じ条件(ITmediaのトップページ、+D Mobile、+D LifeStyle、+D PCUSERの4サイトを同時に、かつそれぞれ30秒間隔でリロード)で30分間Web表示を繰り返すテストを行ってみよう。今回はインターネット接続に内蔵無線LAN、自動リロードにはFirefoxのアドイン「Tab Mix Plus」を用いた。

 結果はテスト30分後のバッテリー残量が52%、稼働可能時間は32分。バッテリー残量5%のバッテリー動作時間は約58分となった。結果は劇的ではないが確かな差が出た。たった5分ほどの差ではあるが、バッテリー駆動時間が短いWILLCOM D4の標準バッテリー運用時においては約10%ほども延びたことになる。決して無視できない値であるといえよう。

microSDHCをドキュメントデータ保存用に

photo 各種ドキュメントフォルダの保存先はプロパティから変更可能。変更時に中身を移動したり、変更前の保存先に戻すことも可能。Windows XPでは“マイドキュメント全体”の移動のみとなる仕様だったが、Windows Vistaはフォルダを個別に移動できる

 Portable Firefoxで運用することを決めても、8GバイトのmicroSDHCにはまだまだ余裕がある。

 次はドキュメントの一部を移行しよう。「ドキュメント」「ミュージック」「ピクチャ」「お気に入り」「アドレス帳」「デスクトップ」をVistaの機能を使ってmicroSDHCへ移す。これはHDDアクセスを抑えて少しでもバッテリー駆動時間を延ばすことが目的だが、こうしておくと、意識せずともドキュメントデータ全般がmicroSDHCに保存される。ほかのPCなどからもドキュメントデータを吸い出せるので、万一WILLCOM D4がバッテリー切れに陥った場合も安心。大容量バッテリーが届くまでのちょっとした自衛策にもなるだろう。

 次回はUSBとBluetooth、2つの拡張手段を試していく予定。

(続く)

※「これを試してくれ。ここを知りたい」というのがありましらお声をいただければ幸いです。筆者の興味のある項目であれば試したいと思います。

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