ワイヤレスジャパン2008の京セラブースには、auのSANYOブランド端末「W63SA」と「W64SA」、KYOCERAブランドの「W64K」「W63K」「W62K」、ウィルコム向けの「HONEY BEE」「WX330K」の実機を展示。また、海外向けにKYOCERA/SANYOの両ブランドで展開する音声端末なども手に取ることができた。
なかでもW64SAは、モーションセンサーを利用しケータイを振ることで背面のイルミネーションパネルが光る「シェイクイルミ」機能搭載の端末。振るたびに色の組み合わせが変わり、その結果から色診断を受けることができる。発売前のポップなボディカラーだけでもかなり目を引いていたが、多くの女性来場者が色診断機能を試そうと足を止めていた。また、ハチのキャラクターが人気のHONEY BEEコーナーも、派手なセットを組んで人気の様子だった。
技術関連では、「次世代PHS」「WiMAX」「iBurst」と3つの無線通信規格をまとめて展示。どれもデモなどは行われず、次世代PHSは基地局モックアップの展示などにとどまったが、WiMAXとiBurstの端末展示や、iBurstのハンドオーバー特性を示すジオラマなどが注目を集めていた。


ウィルコム向けPHSでは、ブルーシールアイスクリームモデルが発売されたばかりの「HONEY BEE」が派手なディスプレイで製品をアピール。またウィルコム同様に、「WX330K」の法人向けモデルも参考出展されていた

海外でも、KYOCERAとSANYOの両ブランドで端末を展開する京セラ(写真=左)。日本ではなかなか目にすることができない海外キャリアの端末を見ることができた。北米向けのSANYOブランド端末。左から「SCP-3800」「PRO700」「PRO200」。PRO700はタフネス仕様のEV-DO Rev.Aモデルだ(写真=中央)。南米向けの「E4000」は、Windows Mobile 6.0を搭載するストレート端末。Bluetoothにも対応している(写真=中央)
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