KDDI、ソフトバンク、ウィルコムの法人向け「ケータイカスタマイズ」サービスをチェックMCPCモバイルソリューションフェア 2008

» 2008年09月08日 11時35分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 MCPCモバイルソリューションフェア 2008では、キャリアや端末メーカー、ソフト/周辺機器メーカー、販売代理店により、数多くの法人向けの携帯電話サービスやソリューションが展示された。なかでも、会社専用の業務用ケータイを提供できる待受カスタマイズサービスは、その手軽さもあってかソフトバンクモバイル、KDDI、ウィルコムの各ブースで注目を集めていた。その3社の取り組みを紹介しよう。

緊急時対応も可能なBizフェイス

 ソフトバンク・テクノロジーがソフトバンクモバイル端末向けに提供しているのが「Bizフェイス」だ。導入企業に合わせた待受S!アプリを開発するもので、決められた機能やアプリ、連絡先、ケータイサイにしかアクセスできないようなメニュー画面を提供する。

ソフトバンク・テクノロジーの「Bizフェイス」

photo 管理画面で表示ロゴも変えられる

 さらにY!ボタンに会社指定のアクセス先を指定できるほか、メールボタンに良く使うメールアドレス、ダイヤルキーの長押しに短縮ダイヤルを設定できる。また管理画面で端末の状態を監視し、S!速報ニュースのように待受画面に同報メッセージを流すことも可能だ。待受画面のデザインや企業ロゴなどの表示画像を、管理画面から差し替えられるなど、柔軟に運用することができる。

 このBizフェイスと組み合わせて利用できるのが、Mobile Perfectシリーズの安否確認・アンケートサービス。日本気象協会から配信される警報や注意報を元に、社員へ安否確認メールを自動送信するというもの。地震や津波だけでなく、大雨や暴風などさまざまな条件で安否メールを配信できるほか、地域や職種・役職を限定して安否を確認することができる。

 端末が安否確認メールを受信すると、重要連絡であることを示すアラートが出現、自分の安否やステータスを送信するまでほかの操作は行えなくなる。緊急時以外にも、イベントの出欠確認など、社員向けのアンケートに利用できるという。

photophotophoto Bizフェイスと組み合わせる安否確認・アンケートサービス。安否確認メールが送られた端末には緊急事態を知らせる画面が最前に表示され、専用サイトにアクセスして自分のステータスを連絡することを促す

photo 安否確認・アンケートサービスの管理画面。どんな気象条件で安否確認メールを送信するか、設定できる

Windows Mobileによる手軽なアプリ開発をアピール

 ウィルコムブースでは、Advanced/W-ZERO3[es]を使った企業導入事例を紹介。なかでもWindows Mobileを採用したことによる専用アプリ開発の簡単さをアピールしていた。展示された業務用のデモアプリは、営業や保守・点検などの業種を想定したもので、PHSの特徴である位置情報との連携機能も盛り込んだソフトもあった。アプリだけでなく、Windows Mobileの待受画面(ホーム画面)を企業ごとに作成するサービスや、周辺機器を使った多彩なソリューションの訴求にも力を入れていた。

ウィルコムの営業支援、作業支援を想定した業務アプリのデモ

OSにWindows Mobileを採用したスマートフォンはアプリ開発が容易に行え、企業ごとにきめ細かい項目を盛り込める

「フルチェン for ビジネス」スタート

 KDDIが出展した、法人向けの着せ替えサービスが「フルチェン for ビジネス」。ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「フルチェンケータイ re」を利用するもので、待受画面や専用メニューなど企業ごとの“ナカチェン”メニューを1件30万円で作成する。特徴的なのが料金体系で、ナカチェン作成料金は端末の数に限らず一定のため、1台でも100台でも30万円で済むという。あらかじめ用意された配色やメニューボタンの配置パターンからデザインをセミオーダーし、項目名や連絡先、接続先は任意に設定できる。

 なお、外観デザインをカスタマイズする“ソトチェン”は、作成する端末の数により料金が異なるので、価格は応相談だという。

photophoto 「フルチェン for ビジネス」の“ナカチェン”サービス。待受画面やメニュー画面をセミオーダーできる

photophoto 業種ごとに“働くケータイ”を作成できるフルチェン for ビジネスの“ソトチェン”サービス

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