作品名 | セックス・アンド・ザ・シティ(SEX and the CITY) |
監督 | マイケル・パトリック・キング |
制作年・製作国 | 2008年アメリカ作品 |
今回ご紹介する作品は、ニューヨークの恋愛事情をファッショナブルに描いて大ヒットしたドラマの映画化『セックス・アンド・ザ・シティ』。TVシリーズ終了から4年を経て、主人公のキャリーがとうとう結婚をすることになります。キャリーはその知らせをいち早く友人たちにケータイで知らせます。
キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)は、ニューヨーク在住の恋愛コラムニスト。数々の恋の遍歴は、そのまま彼女の仕事にとっては財産となっていました。キャリーが恋に破れるたびに、相談にのっていたのはサマンサ、シャーロット、ミランダの3人。
サマンサ(キム・キャトラル)は、PR会社の社長で、仕事もオトコも欲しいものは必ず手に入れるパワフルウーマン。シャーロット(クリステン・デイビス)は、結婚に夢を抱き続けていたコンサバな女性。ミランダ(シンシア・ニクソン)は、超現実主義者でシニカルな弁護士。4人はバラバラな個性を持ちつつも、固い友情で結ばれていました。
かつては4人で毎週のように“いいオトコ”談義に花を咲かせていましたが、今ではサマンサは年下のボーイフレンドとロサンゼルスへ移住し、シャーロットは結婚後に養子を迎えて一児の母に。ミランダは仕事と子育ての両立に奔走と、それぞれの道を歩んでいまでした。
一方、キャリーは数多くの男性と出会い、自分にとって最高のパートナーがミスター・ビッグ(クリス・ノース)であると気付き、順調にその愛を育んでいました。ミスター・ビッグもまた、キャリーをかけがえのない存在と思うようになり、2人はマンハッタンの高級アパートで一緒に暮らすことにします。さらに、独身主義者だったビッグもキャリーがしたいなら、と結婚を決意したのでした。
前々からビッグとの結婚に憧れていたキャリーは大喜び。さっそくサマンサに携帯電話で連絡します。
「私、ビッグと結婚するわ」
「本当? 素敵じゃない!」
とサマンサも祝福してくれました。ただし
「私は独身主義者なの。結婚は信じないわ」
とサマンサらしさは健在でした。サマンサもロサンゼルスから駆けつけてくれることになり、キャリーは結婚の準備に大忙し。シャーロットやミランダの協力も経て、結婚式や引越しの準備をしていきます。ニューヨークのシングルガールの象徴だったキャリーが結婚することになり、一流のファッション誌までが、キャリーの結婚を記事にするほどに。
こうして大がかりになっていったキャリーの結婚式当日、思わぬ事態が襲いかかります。携帯電話を投げ捨てたくなるほどのショックを受けるキャリー。ビッグとの結婚の行方は? さらにサマンサ、ミランダ、シャーロットにも人生の転機が……。
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