「Android」利用も想定――W-SIM+ARM11+1GバイトSSD搭載のパネルコンピュータ開発キット

» 2008年09月26日 02時29分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 アットマークテクノは9月25日、タッチパネルディスプレイを搭載した組み込みプラットフォーム「Armadillo-500 FX 開発セット」(アルマジロ-500 エフエックス開発セット:A542701-D00Z」を発売すると発表した。

photo 「Armadillo-500 FX 開発セット」(A542701-D00Z)

 Armadillo-500 FX 開発セットは、カラオケリモコンやPOS、ハンディ端末などのポータブル機器から、コンビニエンスストアの情報端末、デジタル複合機、駐車場の精算機など、タッチパネル操作が可能な独自端末(パネルコンピュータ)を容易に開発できるセット。同社の高性能小型CPUモジュール“Armadillo-500”をベースにした「FX ボード」を中核に、ユーザインタフェースと外部インタフェースを提供するインタフェースボードの2つから構成され、カスタマイズ開発に役立つ回路図などのハードウェア設計資料も添付されている。

 ディスプレイとして5.7インチタッチパネル対応のVGA表示TFT液晶を搭載し、アプリケーションプロセッサにARM11コアを搭載したFreescale社製の「i.MX31」を採用した。メモリは、128MバイトのDDR SDRAMと32MBのフラッシュメモリに加え、ストレージとしてIntel製の1GバイトSSDを内蔵。そのほか、USB2.0端子(High Speed対応)やオーディオ入出力端子、LAN端子、SDメモリーカードスロット(SDIO規格対応)、操作用の24ボタンを用意。ウィルコムのPHSモジュールを使った通話と通信を可能とするW-SIMモジュールも備える。

 セットは標準OSとしてLinuxを採用しており、製品にはすべてのソースコードが付属。またアットマークテクノは今後、Googleのケータイ向けソフトウェアプラットフォーム「Android」の正式版公開を待ち、セット標準のプラットフォームとして採用することも検討しているという。

photo Armadillo-500 FX 開発セットの構成

 Armadillo-500 FX 開発セットの価格は12万8100円で、10月31日発売。なお、9月30日よりアットマークテクノの直販サイトで先行予約を受け付ける。また、幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2008」において、WILLCOM コアモジュールフォーラムブース(ホール4/No.4B34)およびコアスタッフブース(ホール8/No.8K29)で実機を展示する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  2. Apple初の折りたたみ「iPhone Duo」きょう発売 価格、特徴、誰向けか――5分で分かるまとめ (2026年10月23日)
  3. モバイルSuicaの新決済「teppay」を早速試した 店員への伝え方や決済音は? スムーズに決済できる? (2026年10月22日)
  4. 若者の間で流行する「ホビ垢」とは? 実はホビーでもホビットでもない、“○○○する自分”が主役のSNSアカウント (2026年10月23日)
  5. 「iPhone Duo」を試して分かった9つの疑問と本音 36万円超の折りたたみスマホは「買い」か? (2026年10月21日)
  6. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. iPhone Duo発売直後に「転売」が横行 メルカリ・Yahoo!フリマ・ラクマで割高に? (2026年10月23日)
  9. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  10. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー