RIM、iPhone対抗のタッチスクリーンBlackBerry発表

» 2008年10月08日 15時24分 公開
[ITmedia]

 カナダのResearch In Motion(RIM)は10月8日、新しいスマートフォン「BlackBerry Storm」を発表した。コンシューマーおよび企業ユーザーにも対応するモデルという。

 Stormは、初のタッチスクリーン搭載BlackBerry。世界初の「クリッカブル」タッチスクリーンを搭載し、画面を押したときに表面がわずかに押し下げられて、キーボードのキーを押したような感覚が味わえるという。画面はシングルタッチ、マルチタッチ、タップ、スライド、その他のジェスチャーに対応する。

 加速時センサーを内蔵するため、本体を回転させると、それに合わせて自動的に画面の縦向き・横向きを切り替える。縦向きではRIMのSureType仮想キーボード、横向きではQWERTY配列の仮想キーボードが利用できる。カット&ペーストも可能だ。

 このほか320万画素カメラ、GPS機能、1Gバイトの内蔵メモリ、メディアプレーヤーを搭載。個人および企業向け電子メール、IM、SMS、MMS機能などを備える。3Gネットワークでの連続通話時間は約6時間、待ち受け時間15日。サイズは112.5×62.2×13.9ミリ、重さは155グラム。

 Stormは米国ではVerizon Wirelessから、欧州、インド、オーストラリア、ニュージーランドではVodafone Groupから今秋中に提供される。米国ではVerizonのEV-DO Rev. A/CDMAネットワークに対応し、世界各国ではUMTS/HSPAおよびクアッドバンドEDGE/GPRS/GSMネットワークに接続できる。

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