データ通信端末の販売ランキングは、ランクインした10機種中8機種で順位の入れ替えがあった。
首位は前回と変わらずイー・モバイルの「D02HW」(USB型/7.2Mbps通信対応)が獲得。続いて2位に同じくイー・モバイルの「D12LC」(USBスティック型/7.2Mbps通信対応)、3位にイー・モバイル「D11LC」(USBスティック型)、4位にイー・モバイル「D02NE」(PCカード型/7.2Mbps通信対応)、5位にau「W05K」(CF型)が入った。
今回やや順位を下げたのはExpressCard型端末の「D03HW」。一時期はD02HWに次ぐ2位が定位置だったが、最近じわじわ順位を下げている。今回も2つ順位を下げ、6位まで落ちてきてしまった。ちなみに前回8位だったウィルコムのExpressCard型端末「WS008HA」も、今回はランク圏外となった。
ExpressCard型端末といえば、auの秋冬モデルとしてExpressCard型の「W06K」が登場する。今回5位のW05Kの機能はほぼそのままに、接続インタフェースをExpressCard/34としたモデルで、ExpressCardスロットを搭載するWindows PCはもちろん、Macでも利用できる。
新機種はウィルコムからも登場する。11月4日発売の新機種「AX530S」はPCカードとUSB接続の両方に対応するデュアルインタフェースモデル。W-OAM TypeGの高速8x通信に対応し、PCカードスロット収納時にスロットから“はみ出ない”特徴がある。これら新機種が、依然上位を占めるイー・モバイル端末とどんな争いを演じるか、今から楽しみだ。
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