富士通製の折りたたみ端末「F-02A」は、クリスタルカットデザインを採用したスリムな防水ケータイ。ボディカラーは4色あるが、その中でも注目なのが4℃ Pure White。ジュエリーブランド「4℃」とのコラボレーションモデルであり、専用の待受画面やきせかえツールがプリインストールされるほか、背面パネルには0.02カラットの天然ダイヤモンドが埋め込まれている。端末価格も4℃ Pure Whiteのみが若干高めに設定されるという。また同梱品として4℃オリジナルストラップと4℃オリジナルエコバッグも用意する。
F-02Aの本体サイズは49(幅)×108(高さ)×16.4厚さ(最厚部約18.1)ミリ。重さは約131グラム。連続待受時間は約520時間、連続通話時間は約190分、連続テレビ電話時間は約100分。メインディスプレイには約3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)のTFT液晶(26万2144色表示)を採用した。サブディスプレイには約2インチのQVGA(240×320ピクセル)TFT液晶(26万2144色表示)を採用している。
外部メモリは、最大2GバイトまのmicroSDか最大8GバイトまでのmicroSDHCに対応。アウトカメラは顔検出オートフォーカス対応有効約200万画素CMOS、インカメラに有効約32万画素CMOSを搭載する。
モーションセンサーによる直感操作にも対応し、ケータイの傾きに合わせて画面が回転。ワンセグやフルブラウザなどでは、本体を90度傾けることでフルワイドの全画面表示に切り替えられる。このほかウォーキングチェッカー機能や、ケータイを持ち上げてサブディスプレイを見る角度にするとバックライトが自動点灯する「おまかせバックライト」機能なども搭載した。
対応する主なサービスは、フルブラウザ、おサイフケータイ、音楽プレーヤー、ドキュメントビューア、Music&Videoチャネル、ワンセグ、デコメアニメなど。新サービスのiコンシェル、iウィジェット、iアプリオンラインには対応しない。またGPSも非搭載となっている。
富士通独自のサーチキーも搭載されており、ワンタッチでiモード検索やフルブラウザでのGoogle検索、地図アプリの検索、辞書検索、電話帳検索、メール検索などが行える。
F-02Aのもう1つの特徴が、背面に搭載された2インチQVGA(240×320ピクセル)表示の大型サブディスプレイだ。ここには、時計やカレンダー、メール受信、電話着信iチャネルなどの情報を表示できる。また、好きな写真を待受画像として設定することも可能だ。さらに、端末開閉時のイルミネーションも、きらびやかなイメージを演出するアニメーションが多く取り入れられている。
F-02Aはお風呂やキッチンでも使用出来るIPX5/IPX7の防水仕様に対応。各端子やバッテリーカバーは全てゴムパッキンによって密閉され、水が入らないように工夫されている。

バッテリーカバーを外したところ。ここにもステンレス製のバッテリーカバーが付いている(写真=左)。このカバーを外すと、ようやくバッテリーが見える。ステンレス製のカバーの内側にもゴムパッキンが貼り付けれらているのが分かる(写真=右)
STYLEシリーズ:大型サブ液晶を搭載したクリスタルデザインの防水ケータイ――「F-02A」
PRIMEシリーズ:タッチパネル操作が可能な防水ワンセグケータイ――「F-01A」
PRIMEシリーズ:クルクル操作対応の“タッチセレクター”でフルブラウザも快適――「F-03A」
SMARTシリーズ:タフな金属ボディで、水にも強いスリムワンセグ――「F-04A」
タッチ、8Mカメラ、コラボ、スリム、ハイスペック、Nokiaも:ドコモ、2008年冬モデル22機種発表──新型番で新たな4シリーズ展開
「機能ありき」反省、ユーザー指向に 一挙に新4シリーズ・22機種投入のドコモ
エンタメケータイ「PRIME」シリーズのAV機能をチェックする
“お風呂でワンセグ”は横ワイド画面で――回転2軸の防水ワンセグ「F706i」
“情報が迷子にならない”強力サーチ搭載――進化したヨコモーション「F906i」
ドコモも秋冬モデルでタッチパネルケータイ投入――ドコモの山田社長
ACCESS DAY 2008:秋冬モデルにエージェント機能を搭載する――ドコモの山田社長
NTTドコモの2008年夏モデル:無線LAN、タッチパネル、擬似5.1ch、顔認識カメラ、横UI……“全部入り”がさらに強化──ドコモ、906iシリーズ8機種発表
NTTドコモの2008年夏モデル:ワンセグ充実、新デザインコラボ、使いやすさ重視と「ウェルネスケータイ」──ドコモ、706iシリーズ11機種発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.