NTTグループとNTT東日本、NTTドコモは11月6日、次世代ネットワーク(NGN)を利用した遠隔保健指導のトライアルを実施すると発表した。
今回のトライアルでは、11月20日から2009年5月末まで、NTT東日本本社ビル、NTT本社ビルに勤務する社員のうち、平成20年度の定期健康診断・人間ドックで支援が必要と判定された40人を対象に実施。NTT環境エネルギー研究所の遠隔保健指導支援システムと「フレッツ 光ネクスト」を利用した高精細テレビ面談を組み合わせて保健指導を行う。
第2回のトライアルは、2009年6月から実施する予定。第1回トライアルの内容に、NTTドコモの「ウェルネスプラットフォーム」を加え、日々の個々人のバイタルデータを保健師の指導に活用する。
NTTグループは今回のトライアルを通じて、フレッツ 光ネクストを利用した遠隔保健指導の有効性や運用性を検証するとともに、課題や改良点を確認。グループ内での本格導入や、医療保険者・検診機関などへのサービス提供の可能性を検討する。
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NTT東日本、NGNサービスの提供地域を拡大Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.