大画面のタッチパネルと快適操作、撮ることそのものが“超楽しい”カメラ──「FULLTOUCH 931SH」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

» 2008年12月11日 19時16分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
photophoto 側面のシャッターキーか、画面の右上にあるシャッターボタンをタップして撮影する

 ピントが合ったら、画面の「シャッター」ボタンをタップすべし。

 シャッターを切るために画面をタップする……となると、よくあるデジカメとは違う方法なので、持ち方に少し工夫がいる。両手で持って、右手の人差し指か親指でタップすると自然に操作できると思う。もちろん、それは使いにくそうだなと思う人は右側面にある[シャッター]キーでも操作できるので安心してほしい。その辺はブレずに操作しやすい方法を各自探ってください、という感じかな。

 撮影→保存にかかる時間は、最大サイズ 5Mモードの写真をmicroSDに保存する場合で、約3秒。これはなかなか快適だ。手ブレ補正を有効にするとその処理時間分、余計に時間がかかるものの、それ以外はさくさくと撮れる。

 露出補正やデジタルズーム操作も、指で画面をなぞるだけ。撮影時によく使う、ピント合わせやフォトライト点灯、露出補正などの設定も画面に触れるだけでダイレクトに実行できるのである。なんというか、超快適だ。

 そのほかの設定項目もタッチ操作だけであれこれメニューをたどればOKだ。AFモードは、顔検出AFや接写モードがあり、手ブレ補正モードもしっかり備えている。ちなみに、メニューから撮影画面に戻るときは画面左下の[CLEAR/BACK]をタップする。これ、普通に「戻る」って書いてくれてもよかったのにね。

 ともあれ、メニュー操作も「画面に見えているものをタッチする」だけだからとにかく直感的で分かりやすい。操作を間違えても(例えば思わぬところに触れてしまうなど)、[CLEAR/BACK]で戻ればいい。

photophoto 露出補正は画面のスライドバーを右になぞって行う。ちなみに一番上に並ぶアイコンは状況を示すピクトアイコン。画面の右と下に、そのままタッチ操作できるボタンとなっている(左)。メニューはダイヤルキーの配置に合わせて表示されるが、この状態でタップする方法も簡単(右)
photophoto シーンモードは、逆光や夜景モードをうまく使うと見栄えのいい写真に仕上がることもある。AFにはセンターAF、顔優先、接写があるが、いずれも指でタッチした位置にフォーカシングが可能だ
photophotophoto 縦向きのカメラメニュー。このときは決定キーか一番下のカメラボタンがシャッターとなる(左、中)。指を上下に動かすとデジタルズームとなる(右)

 写真の再生も、指をシュッシュッと払うように動かすフリック操作でスマートに操作できる。この動作はある程度バッファにデータを貯めるためか再生した直後は少しもたつくことがもあるものの、基本的にはスクロールも表示速度もなかなか自然だ。

photophoto 写真再生も快適。指のフリック操作で一緒にスクロールしてくれる
photophoto 右か左にフリックするだけで、写真をめくっていける。指に合わせてスクロールするという感じが快適(左)。撮影時によく使うタッチ操作方法はこのような感じ(右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年