ドコモ端末の販売ランキングは、2008年冬モデルの登場5週目にしてやや大きな変動があった。
今回は、首位にNEC製の「N-02A」(前回2位)が浮上。初登場連続首位記録を「4」まで伸ばしていた富士通製の「F-01A」(今回3位)を抜き、登場3週目で首位に立った。
続いて2位にシャープ製の「SH-03A」(初登場)、3位にF-01A、4位にパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P706iμ」(前回5位)、5位に同じくパナソニック モバイル製の「P-01A」(前回4位)が入った。
初登場でいきなり2位に食い込んだSH-03Aは、800万画素CCDカメラとタッチパネル、回転2軸ボディが特徴のハイエンドモデル。同じくシャープ製の「SH-01A」(今回6位)より発売が少し遅かったが、携帯ショップ店員によると「これ待ちだった」と指名買いする人もかなり多かったという。
今回順位を下げたのはF-01AとP-01A、SH-01A、そしてNEC製の「N-01A」(今回10位)と2008年冬モデルのPRIMEシリーズ4機種。対して、値下げや特価セールにより割安感がある旧機種がやや順位を上げている。P706iμは前回の5位から4位、NEC製の「N706iII」は9位から8位に浮上し、同じくNEC製の「N706i」も7位を維持した。PRIMEシリーズ4機種だけが順位を下げたのは偶然とは思うが、現在の景気や特価セールなどが盛んに行われていることも相まって、割安感のある旧機種を選択するシーンが増えているのも確かなようだ。
なおドコモの新機種は今週25日にパナソニック モバイル製の「P-03A」(STYLEシリーズ)、26日にシャープ製の「SH-02A」(STYLEシリーズ)とLG製の「L-01A」(PRIMEシリーズ)が登場。クリスマスや年末年始休暇中の動きがどうなるか、少し注目しておきたい。
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