スマートフォンの購入時、重視するのは「デザイン」

» 2009年01月09日 21時58分 公開
[ITmedia]

 インターネットメディア総合研究所は1月8日、スマートフォンの利用動向に関する調査結果をまとめた「スマートフォン利用動向調査報告書2009」を、1月9日に発売すると発表した。

 同調査によれば、スマートフォン購入時に機能以外で重視した点は、「デザイン」が61.8%で最も高く、昨年の56.2%から5.6ポイント上昇したほか、「ブランド」も6.2%から17.6%へと11.4ポイント上昇した。そのほか「色」や「質感」も昨年に比べて上昇しており、ユーザーがデザインやスタイル、ブランドも重視するようになっているとしている。

 利用しているスマートフォンの機種別によく利用する機能をみると、iPhone 3Gの利用者は「フルブラウザ・PC用Webサイトの閲覧」が89.2%、「無線LAN」が67.5%、「ダウンロードしたアプリ」が65.9%で上位を占めた。これらの機能を利用している比率は他のスマートフォン利用者に比べて突出して高く、iPhone 3G利用者は他のスマートフォン利用者と利用の仕方が大きく異なることが分かった。

 またスマートフォンの満足度をたずねると、「満足である」と「どちらかといえば満足している」を合わせた満足度は全体で71.4%で、昨年から3.1ポイント増加。機種別にみるとiPhone 3Gの利用者は90.0%と、満足度が非常に高くなっている。

 スマートフォン利用動向調査報告書2009は、個人消費者を対象にスマートフォンの認知度や利用率といった全体的な利用状況を把握するとともに、法人に対しても認知度や利用率、今後の利用意向などを調査している。実際のスマートフォン利用者における利用時間や利用機能などの詳細な利用実態の調査も行っている。価格はPDF版とCD-ROMのセットが5万円、PDF版、CD-ROM、冊子版のセットが6万円となる。

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