モルフォの技術、ドコモとauのシャープ製端末に搭載

» 2009年01月19日 14時24分 公開
[ITmedia]

 モルフォは1月16日、同社が携帯電話向けに開発した「PhotoSolid」「FrameSolid」「FaceSolid」が、KDDIの2008年秋冬モデル「AQUOSケータイ W64SH」に搭載されたことを発表した。

 PhotoSolidは動き検出ソフトウェア「SOFTGYRO」を利用した手ブレ補正技術。撮影時の6軸に対応した手ブレ補正を行うとともに、激しい動きや接写、望遠、夜景などの補正が難しい撮影条件下でも高精度な補正を実現する。

 FrameSolidは、ワンセグTV放送の毎秒15フレームの動画像から中間画像を生成し、毎秒30フレームにするフレーム補間技術。画像内の動きを検出し、動きに応じた中間画像を作り出すことで、映像をなめらかで自然な見え方にする。またFaceSolidは、デジタル画像から複数の顔を検出・追跡する技術で、オートフォーカス機能と連動することで、撮りたい被写体に確実にピントを合わせた撮影を可能にする。

 フレーム補間技術のFrameSolid、顔検出技術のFaceSolidは、NTTドコモの2008年秋冬モデル「AQUOSケータイ SH-01A」に、手ブレ補正技術PhotoSolidと顔検出技術FaceSolidは「SH-02A」にも搭載された。

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