写真で解説する「ベルトのついたケータイ NS01」(1/2 ページ)

» 2009年02月02日 18時11分 公開
[房野麻子,ITmedia]

 auの「ベルトのついたケータイ NS01」は、“NEW STANDARD”を意味する新しいNSシリーズの端末。NS01と同時に「ケースのようなケータイ NS02」も発表された。型番にメーカー名は表されていないが、NS01の開発・製造は京セラが行なった。コンパクトサイズのボディ裏面にはベルトストラップを装備し、腕や手に直接につけて持ち歩くという、新たなケータイスタイルを提案している。

photophotophoto 「ベルトのついたケータイ NS01」

photo NS01の裏面。電池カバーの上下にある2つの穴はベルトストラップの通し穴

 NSシリーズは、手にしっくりとなじむ形や押しやすいキー、見やすいフォントを採用し、長く使い続ける端末を目指して開発されたシリーズ。NS01は「子供が絵に描けるくらいシンプルなデザイン」を採用。全体に丸みを帯びた温もりを感じさせるフォルムで、女性の手にもすっぽりと収まるコンパクトサイズだ。ダイヤルキーは大きなフレームレスキーで、機能別に色や質感を変えてグループ分けされている。またキーフォントも、見やすさにこだわったフォントを採用した。

 カラーバリエはライトブルー、ホワイト、ブラウンの3色を用意。塗装は樹脂に細かいシボ加工を施したマット仕上げで、卵の殻のようなさらりとした質感で指紋が目立たない。また、落として塗装が剥がれても目立たないよう、下地の色を塗装の色に合わせている。

 特徴であるベルトストラップは、1台に1本同梱される。携帯電話をバッグやポケットに入れて持ち歩くのではなく、ベルトで“身につけて”持ち歩く新しいスタイルを提案するという。また、電話をかけているときなどのホールド感をサポートする狙いもあるそうだ。ベルトは簡単に取り外せるので、装着せずに使ったり、ベルトを別のものに付け替えたりなど、カスタマイズすることもできる。

photophoto 丸みを帯びた形状で、装飾のないシンプルなデザイン。背面にFeliCaマークが刻印されている(写真=左)。裏面には0.5インチの白色有機ELディスプレイと197万画素オートフォーカス付きCMOSカメラ

photophoto 端末の左側面(写真=左)にはmicroSD/microSDHCカードスロットを用意。右側面(写真=右)には外部接続端子、平形ヘッドフォン端子、カメラキー、マナーキーを配置。通常のストラップホールもヒンジ横に備える

photophoto ボディ先端部(左)とヒンジ部(右)。赤外線ポートがヒンジの下部にある

photophotophoto ダイヤルキーは大きなフレームレスキーで、見やすいフォントを採用。テンキーと十字キーは滑らかな触感、電話帳やアプリキー、発話/終話キーなどはザラザラした触感にして、キーを区別しやすいように工夫されている。また、ワンタッチダイヤルとして利用できる[1][2][3]キーはフォントの色を変えている

photophoto ベルトはテープ状の布にバックルを付けただけの単純なものなので、裁縫が得意な人なら簡単に自作できるだろう

photophoto ベルトストラップに指を差し入れて端末を持つと安定感が増す。長時間の通話時に手が疲れず楽そうだ(写真=左)。端末が手の甲側にくるように持つと指先が自由になり、携帯を持ちながら別の作業ができる(写真=右)

photo 別売オプションとして、ファブリック生地のベルトストラップも5種類用意。世界的な家具メーカー「ハーマンミラー」のテキスタイル部門で活躍した著名デザイナーアレキサンダー・ジラルド氏がデザインした。1950年代に発表した当時のヴィンテージ生地を採用したもの。2月中旬から下旬に販売開始予定で、価格は未定
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