au端末は一部新機種の人気は上がってきたが、依然、安価な旧機種の人気が高い。
首位は前回と変わらず、カシオ計算機製の「EXILIMケータイ W63CA」が獲得。2008年秋冬モデルにおいて最も人気を得たW63CAは、さすがにシンプルコース一括で「0円/1円」とする店舗はないと思われるが、それでも発売当初の価格よりかなり値下げされている状況。この割安感も相まって人気はまだ継続している。
続いて2位にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W64S」、3位に同じくソニー・エリクソン製の新機種「Walkman Phone, Premier3(以下、Premier3)」(登場2週目)、4位にシャープ製の「AQUOSケータイ W64SH」(前回7位)、5位に同じくシャープ製の新機種「SH001」(前回ランク圏外)が入った。
今回大きく順位を上げたのは、4位のAQUOSケータイ W64SHと5位のSH001。W64SHは、シンプルコース一括で数千円前後とする値下げ効果で人気が再燃。8Mピクセルのハイエンドカメラ機能が特徴のSH001は、登場2週目でエンジンがかかりはじめたようだ。
さて、当販売ランキングにおいては2009年春モデルにそれほど“サプライズ”はないが、2008年秋冬モデルを含めたランキング占有率は8割に達しており、時間軸を合わせるとドコモ端末と大きな差もない。ただ、秋冬モデルのかなりの割安感が、結果として新機種が伸び悩む状況を生む傾向は続いている。
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