第5回 “D4”をねっとり愛した数カ月「WILLCOM D4」ロードテスト(1/3 ページ)

» 2009年03月31日 02時22分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
photo ある日のWILLCOM D4使用スタイル

 さて、前回からずいぶん時が経ったが、「WILLCOM D4」(以下、D4)を忘れていたわけではない。

 (すでに遠い過去だが)2008年8月に行った、いわゆる“バッテリーお漏らし問題”の改善修理にちょっとした手違いで1カ月ほどもかかったが、筆者のD4はもちろん2009年3月現在も健在。カバンに入れる荷物として“当たり前にあるもの”となっており、いつも持ち歩いている。

 なお、改善修理後も休止状態(ハイバネーション)で4日ほど放っておくと“デカバ”(大容量バッテリーパック)がカラになるが、現役で稼働中のD4を4日も“ど忘れ放置”することまずない。やはり電源オフ時のバッテリー消費問題はかなり改善されたと思える。ちなみに一般的なノートPCの場合、電源オフ時や休止状態だと基本的にバッテリーは消費しないのが当たり前なのだが、D4は“デカバ”がよくあるミニノートPCの標準バッテリーより容量が少ないこともあるし、着信待受も行う通信機能を内蔵するためと都合よく自分に言い聞かせて「D4はこうなのだ」と思うようにしている。

 改善修理後に真っ先に見直したのは電源設定。D4は1.8インチのHDDを搭載するが、この読み書き速度がたいそう遅いので、休止とその復帰に1分以上かかる。休止でなくスリープであれば速いが、バッテリー消費が心配でD4ではおいそれと使えない。

 Windows Vistaならハイブリッドスリープ(PCの状態をメインメモリとHDDの両方に書き込んでスリープする)を使えばいいのではという意見もあろう。もちろん当初はそうしていたが、どうも筆者には合わない。PCを閉じた(終了した)が「あ、メール送るのを忘れてた」などで再開せざるを得ないことはないだろうか。筆者は日常茶飯事だ。ハイブリッドスリープは、メモリ内容のHDD書き込み中には再開の操作を受け付けない仕様になっているが、筆者のようなうっかり者だと、ハイバネーションの“遅い”だけならともかく、“待たなければならず、その後、遅い”のが許容できなかったためだ。

 というわけで筆者のD4は、電源ボタンに「スリープ」を割り当てて「15分後に休止へ移行」とし、スリープボタン([Fn]+[;])に「休止」を割り当てる設定に落ち着いた。

 終了はすぐ再開できるスリープで「あ、メール送るの忘れてた」などに対応。電源ボタンにスリープを割り当てておけば、こまめにスリープにしてバッテリー節約を心がける気にもなる。ちょうど、カバンに入れている最中、遅刻しそうだったことに気が付き小走りする、“人大杉”な場所でもみくちゃになっている……などといった、“15分後”がどんな状況か分からない時に休止に自動移行するのは怖いといえば怖いのだが、今のところトラブルはない。これらはHDDをSSDに換装すればかなり解決しそうだが、筆者はD4にそこまで金をかける計画はない。このあたりの設定は利用シーンによって大きく個人差があると思うが、現在までこの設定のままで快適に使えている。

photophoto 筆者のWILLCOM D4の電源設定はこんな感じ。「省電力」をベースに詳細設定で小変更を加えてある
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