ウィルコムは8月22日、「WILLCOM D4」の電源オフ時の省電力機能を改善する無償対応を行うと告知。ウィルコムプラザ/カウンターに持ち込むなど、本体預かりの対応で実施する。
概要は以下のとおり。
WILLCOM D4 無償修理概要 | |
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受付期間 | 2008年8月22日(金)〜2008年10月31日(金) |
料金 | 無償 |
対応内容 | 電源オフ時における省電力機能の強化を行う。この対応により、電源オフ時のバッテリーの保持期間を改善する |
受付方法 | 本体を預けての対応。受け付けは最寄りのウィルコムプラザ、ウィルコムカウンターまで持参するかウィルコムサービスセンター(ウィルコム電話から157 一般・携帯電話から0120−921−157)まで連絡する |
預り期間 | 10日〜14日程度目安(申し込みが集中した場合など、日数が余分にかかる場合がある) |
注意事項 | ・省電力機能強化後の電源オフ時電池持続時間は標準バッテリーで約80時間、大容量バッテリーパックは約240時間になる(電源オフ時の電池持続時間は使用環境、保管条件によって異なる) ・長時間使用しないときなど、バッテリーを外すとバッテリーの消耗を避けられる ・今回の対応により、無線LANのMACアドレスが変わることがある |
識別方法 | 省電力機能強化品は、バッテリーパックを取り外した本体の最下部のラベルにマークを付けることで識別。「緑の丸印」が付いているものは、すでに省電力機能強化対応済みとなる |
対応の対象となる製品を確認する方法 | 1.本体の電源を「シャットダウン」で切り、ACアダプターを取り外す 2.本体を裏返す(画面に傷つかないよう布などを敷く) 3.バッテリーパックのカバーを取り外す 4.バッテリーパックを取り外す 5.本体の最下部のラベルを確認する |
この事象は、WILLCOM D4ユーザー間では「バッテリーお漏らし問題」として話題になっていたが、「不具合ではなく、機能の強化」(ウィルコム)としている。8月22日以降に販売する個体は、原則としてすべて「省電力機能強化済み」のものとなるようだ。
なお、編集部で確認したところ、持ち込み先の貸出端末の在庫状況にもよるが、他の端末の修理の場合と同様、D4を持ち込みんで改善を依頼した場合には代替機の貸し出しがあるようだ。データ通信を中心に利用している場合は、データ通信カードを代替機として借りることもできるという。
このほか、サイト視聴時の動作安定性を向上させるUSBシリアルドライバのアップデータも公開した。
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