iPhoneのカメラで撮影した写真をあとでみると、変に傾いてしまっていることはないでしょうか。とくに、景色や建物、立っている人物の写真などでは、ナナメになっていると不自然に見えることがよくあります。
「Level Camera」は、撮影中の画面に水準器を表示することにより、カメラの水平(または垂直)を確認ができるカメラアプリです。水準器はiPhoneに内蔵された加速度センサーを利用。被写体や背景に基準となるものが無くても、水平を保ったまま撮影ができます。
試しに屋外でビルを撮影してみました(映り込みが激しく見にくいことをお詫びします)。
カメラと水準器のイラストが表示されてアプリが起動。初めて起動する際には水準器のキャリブレーション(補正)が行われます。
水準器は撮影画面の下部に表示されます。アプリがカメラを構えている向き(タテ・ヨコ)を自動的で検出するので、水準器は常に下に表示されます
傾き具合はオレンジのバーで表示され、ピッタリ水平になるとグリーンに変わります。
比較のために、iPhoneに標準のカメラと、Level Cameraで撮ってみました。一枚目は、標準のカメラアプリで水平を意識せずに撮影した写真。
こちらはLevel Cameraを使って水平を確認しながら撮ったもの。
必要に応じて、保存する画像のサイズを指定することができます。他社製の携帯宛に画像を添付したメールを送るときなどに便利な機能です。
水準器を搭載するというアイデアが素晴らしいだけでなく、色々なシーンで使える実用的なカメラだと思います。傾いてしまって失敗した経験がある方は試してみてはいかかでしょうか。
今日のアプリ | 第399回 |
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タイトル | Level Camera |
カテゴリ | App Store > 写真 |
開発 | Satoshi Nakagawa |
対応機種 | iPhone |
価格 | 350円 |
レーティング | ★★★★★ |
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