ソフトバンクモバイルのランキングでは、久々の“首位交代”が起こった。3月の中旬から9週連続で1位を獲得してきた「830P」が、ついに今回「iPhone 3G」の8Gバイトモデルにその座を奪われ、連勝記録がストップした。3位には、iPhone 3Gの16Gバイトモデルがランクインた。
それにしても、830PとiPhone 3Gの売れ行きはソフトバンクの中で突出している。最近はこれらの3モデルがキャリア総合ランキングでも高い競争力を見せており、今回も2〜4位を占めた。一方で、それ以外のソフトバンク端末がキャリア総合ランキングに姿を見せることはない。
全体としては大きな動きがなく、徐々に順位を上げているシンプル端末「731SC」が今週も1つ順位を上げ4位を獲得したくらいだった。
今回のランキングでは、19日発売の夏モデル第1弾「GENT 831SH s」と22日発売の「832P」の販売台数が集計されているが、どちらもトップ10入りはかなわなかった。都内量販店では新スーパーボーナスの加入で831SH sが新規・機種変更ともに実質1万1520円、832Pが新規・機種変更(2年以上)ともに実質2万8320円で販売されていた。格安端末がトップ10の多くを占める中で、新モデルが上位を獲得することはできるだろうか?
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