iPhoneで奏でる風鈴の音色──APPARE JAPAN「Fu-ring」App Town ミュージック

» 2009年07月09日 12時50分 公開
[ITmedia]

 ソリッドアライアンスとプロモバイルの共同開発レーベル「APPARE JAPAN」から、夏を楽しむ新たなiPhoneアプリ「Fu-ring」が登場した。吹きガラス製の江戸風鈴をモチーフにした「Fu-ring(江戸風鈴/Edo wind bell)」と真鍮製の風鈴がモチーフの「Fu-ring(真鍮風鈴/Brass wind bell)」の2本で、価格はどちらも115円。

 この風鈴アプリは、iPhoneやiPod touchを振ると美しい風鈴の音色を奏で、暑い夏の空気を(気持ちだけでも)和らげてくれる。音源は実際の風鈴をスタジオで録音し、マスタリングには「AudioCube」という、日本国内に数台しかないといわれるオーディオワークステーションを使用。また風鈴に風を当てるという重要な役割を担ったうちわ担当者は「“風になりたい”から“風になりました”の境地まで辿り着いた」とコメントしていることからも分かる(?)とおり、本格的にこだわった音づくりをしている。

 江戸風鈴は、「篠原まるよし風鈴」の篠原正義氏の手作りのものを使って音を収録。風鈴の柄は「三匹赤金魚」「赤球小花」「六匹黒金魚」の3種が選べ、音色も3種それぞれに異なっている。

 真鍮風鈴は、富山県高岡市の鋳物メーカー「能作(のうさく)」が製造したものを収録。能作は大正5年の創業以来、伝統的な鋳物づくりを行ってきたメーカーで、デザイナーを起用した生活用品なども手がけている。デザインは「オニオン」「rin」「へいりん−三角」の3種を用意した。

 画面は、iPhoneやiPod touchを逆さにつるすと上下が反転する。ケーブルが外れて落下する危険性はあるものの、Dockケーブルを接続してぶら下げてみると、何となく風鈴ぽい雰囲気が楽しめそうだ(実行は自己責任で)。

PhotoPhotoPhotoPhoto 左の2つは「Fu-ring(江戸風鈴/Edo wind bell)」、右の2つが「Fu-ring(真鍮風鈴/Brass wind bell)」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年11月13日 更新
  1. NHK ONE、簡単には「閉じられないメッセージ」表示へ 目的は“NHK受信料”の徴収 なぜ強引な仕様に? (2025年11月12日)
  2. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【2025年11月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2025年11月11日)
  3. ニトリの5990円「スマートウォッチ バルカ」を試す 1日以上持つバッテリー、健康管理機能は“お値段以上”か (2025年11月11日)
  4. 139製品が最大51%オフの「Xiaomi ブラックフライデー 2025」開催 「Xiaomi 15 Ultra」「POCO F7」もお得に (2025年11月11日)
  5. なぜ? DMMが格安SIM事業に再参入 povo、IIJと組んだ「DMMモバイルPlus」の狙いを聞く (2025年11月11日)
  6. なぜ、Suicaは「チャージ上限2万円」なのか? コード決済導入でどう変わる? JR東日本に聞いた (2025年11月12日)
  7. JR東日本の二次元コード乗車券「えきねっとQチケ」を使ってみた Suicaなし/無人駅でもOKだが残念な点も (2025年11月11日)
  8. 「Suicaのペンギン」が2026年度末で“卒業” サーバ保存式のプリペイドコード決済(最大30万円)の導入に伴いイメージを刷新 (2025年11月11日)
  9. Galaxyスマホで「SAMSUNG」ロゴが復活、さらに製品名が「Samsung Galaxy」になった理由は? サムスン電子ジャパンに聞いた (2025年11月12日)
  10. 車載デバイス「Ottocast Play2Video Ultra」発売 ケーブル1本でCarPlay/Android Autoをワイヤレス化 (2025年11月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー